ピアノの振替レッスンについて

2019.7.29 未分類, ピアノレッスン, ピアノ教室

ピアノレッスンにおける振替レッスンは
お教室ごとによって規約があるので
どれが良いのか一概には言えませんが
私のピアノレッスンでの振替についてお話ししたいと思います。

先ず、ネットで「ピアノ 振替レッスン」で検索すると
たくさんの書き込みが出て来ました。

できるだけ振替レッスンをしている
理由→自分(講師)も振り替えてもらう時があるから

生徒の都合による当日欠席は振替なし

病気・怪我・忌引きは振替有り

などなど。

 

☆振替有りのお教室では
保護者と相談しながら随時振替
明白な理由があるときのみ振替
年に2回(回数は教室のよって様々)振替可能

★振替なしのお教室は
事前に(体験の時など)で説明
または規約やお知らせで定期的にお知らせをしている
振替代金(¥1000~教室によって様々)を頂いたときのみ振替する

☆彡保護者の意見も調べてみると
振替がないと分かって他の教室に代わった
子供が病気するのは当たり前。だから振替があって当たり前
こちらの都合で休むので無理は言えません
振替に規約があることを知らなかった
お金を払っている以上常識の範囲内で振替はお願いしたい=振替は助かる

保護者の意見の言葉は違っても
やはり皆さん「振替希望」をされる方が殆どでした。

 

じゃ、なぜ講師側と保護者側に食い違いができるか?

そこを調べてみると
殆どが

告知不足

が原因のようです。

 

お教室によって様々な規約や方針があるので
どれが良いとは言えませんが
告知不足で講師側と保護者側に「不信感」が募るのは否めません。

その理由を調べてみると
その殆どが「教室の規約」にあるようです。

 

私の時代(昭和40年代ね^^;)ピアノの習い事は
Face to Faceで親と先生の信頼も厚かったように思います。

そのせいか、
紙面による規約は一切なかったような気がします。

お休みしたこちら側が悪いのだから振替などない。
先生が「では〇月〇日にお越しください」と言うのをじっと待つ。

私が習っていた先生はそんな感じでした。

そのせいか、1980代のひよこ先生の時代は
お休みの電話があると、何とか空いている時間に振替る。
全く空いていない時は電話で「申し訳ありません」とひたすらあやまる。

今では考えられないけどメールがない時代。
face to faceではないけれど
voice to voice(?)でお互いの感情をくみ取りながら交渉していたような気がします(苦笑)

 

原則として振替レッスンは致しません


さて、時は移り変わり
生徒も新旧交代しながらそれなりの生数をこなすようになると
口頭だけでは処理できなくなりました。

そこへグッドタイミングで世に出てきたのがパソコン💻✨❢

ワープロで作っていた時代もありましたが
作る速度が違う!
プリントアウトが簡単!
何と言っても
受け取った側(保護者)がビジネス文書として受け止めてくれる!!
👆これかなり大きかも

このように
個人企業には必須アイテムのパソコン。
実はこれのおがげで自分の教室の規約や紙面が発展したような気がします。

 

話がそれてしまいましたね(^^;

当教室では体験レッスンの時に

「原則として振替レッスンは致しません」

とご説明します。

 

体験レッスンでは、当教室のお約束やレッスン理念などをまとめた10ページほどの冊子を(と言ってもプリントアウトして綴じたもの)を
全員にお渡ししています。

 

その中に
「原則としてお休みした時は、事前にお知らせを頂いても振替致しません。
病気や忌引き、学校行事など事前に決まっている行事は早めにお知らせ下さい。」

と赤字しっかりと書いています。

ただし、どうして振替がないのか
原則とはどういう意味か
体験の際にきちんとお話をして理解して頂いています。

(下記参照)

 

「ピアノレッスンのしおり」ができるまで


ひよこ先生時代
「お月謝を頂いているのだからお休みしたらちゃんと振り替えてでもレッスンしなきゃ!」
と言う熱い思いで(当時かなり熱血先生だった!)
お休みした生徒のレッスン枠とは別に時間を割いて
振替をしていました。

しかしその理由は
病気=元気になったら振替てでもれっすんしたい!
祖父母の葬儀=もちろん仕方のない事情。
法事=日程早くに分かっていると思うけど…。
旅行=個人の事情…?
買い物=レッスンの日に…!?
挙句の果ては子供が行きたくないと言ってるから=(絶句)
いえいえ、本当の挙句の果ては

保護者のウソ

私は、個人の都合で来れないからと言う理由のため
必至で時間を割いて振替レッスンをしていたんです😓

 

やっと目が覚めたのは保護者の理由なき理由(後に嘘と判明…)で振替をした時。

「あ、規約をきちんと作って説明していなかった私が悪いんだ」

当時はまだワープロだったので
確かB5サイズの紙面に
「レッスンのお約束」と題して

年間のレッスン回数
レッスンに遅刻しないこと
爪を切ってくること
月謝のこと
そしてお休みした時の取り決めを
箇条書きで書いてお渡しした記憶があります。

ただ、その時はまだ体験レッスンなどない時(😱ヒェ~💦)

新学期に毎年渡していたような(いなかったような^^;)そんな時代でした。

 

そんな曖昧な時代を経て
パソコンと言う武器を片手にビジネス文書もどきの紙面を作り
教室の問題点を集約し、それをお約束として文書にし
「れっすんのしおり」が完成しました。

体験時には10ぺーじのしおりをお渡しし
入会後は、毎年新年度に
その中の「ピアノレッスンのおやくそく」(B5サイズで3枚)を
毎年更新しながら全員にお渡ししています。

 

振替レッスンをするということは


ここは、ピアノを習ってらっしゃる保護者にぜひ読んで頂きたいところです。

体験レッスンを経て、または口頭のお約束を経て(教室によって取り組みは様々なので)
そのお教室に入会すると同時に、
殆どが個人レッスンのため「何曜日の何時」と言うレッスン時間が決まります。

実は、私たちピアノ講師は
教えることにも情熱を注ぎますが
「時間の縛り」
と言うものが根底に流れていることも忘れないでほしいのです。

決められたお時間に来られなかったので別時間にレッスンをしてもらいたい

と言うことは

レッスン枠を二重に作るということです

このことにお気付きにならない方がいらっしゃるので
体験レッスン時にご理解頂けるようしっかりお話しさせて頂いております。

 

「原則」として行う振替レッスンとは?


さて、結局私の振替レッスンはあるのかないのか?
と問われたら「あります」と言うことになります。

ただし前述している通り「原則としてありません」と言うことです。

*原則とは
特別な場合は別として一般に適用される根本的な法則

つまり特別な場合だけ適用しているということです。
じゃその特別な場合とは?

この線引きは教室によって、また諸先生方によって様々ではないかと思います。

私の中では
「子ども自身、またはご家庭で処理できなかった不測の事態」
と言う風に考えて線引きしております。

前述したように
二重のレッスン枠を作ることは料金が発生することにもつながりますので
私の教室では控えさせて頂いております。

かと言って、不測の事態で子供たちのレッスン意欲を削ぐこともしたくありません。

そこで私のレッスンでは

レッスン枠の中で別の生徒が休んだ空きレッスン枠
先にお休みの連絡を頂いた生徒のレッスンを行う

それともう1つ、空き枠がなかったり、その枠に都合がつかなかった生徒は
春、夏、冬の休みを利用して
一斉振替レッスン」を行う。

この2点のおかげで振替レッスンが上手く起動しています。


振替レッスンをするということ


今日
夏季の一斉振替レッスンが終わりました。

4月から先週までにお休みした生徒に時間指定でのレッスンです。
レッスンの日にちは新年度に既に告知。時間の連絡はほぼ1ヶ月前。

低学年が早い時間、高学年が遅い時間など、ある程度その生徒の諸事情を組みながら時間を組んでいるので
都合がつかずに欠席する、と言う生徒は殆どいません。

また、新年度にその年度の振替日を事前連絡しているので
一斉振替日を空けてもらっておくことが事前に出来ます。

そのせいか、急な欠席でも保護者のメールには
「申し訳ありません。本日〇〇の理由でお休みします」と書かれているだけで
振替に対する不安や要望のメールもありません。

 

振替レッスンについていろいろ書きましたが
教室や講師の方々によって考え方は様々なので
答えが1つと言うことはありません。
が、私の教室では

空き枠の再利用
季節ごとの一斉振替

を行うことで問題も起きず年間のレッスン回数もきちんとこなせるようになりました。

最後に、私が季節ごとに年3回行っている一斉振替ですが、もちろん料金を頂いておりません。
友人に言わせると無料奉仕?と言われたこともありますが

「欠席のせいで子供たちのレッスン意欲を削ぐことはしたくない」
「レッスン料をもらっているのに何も形が残せないレッスンはしたくない」

という事で、私のレッスン理念が貫き通せるこの形が私には一番あってるように思います♬

あくまでも
「原則として振替レッスンはありません」
です🤗

 

 

 

 

ピアノの保護者アンケート、こどもアンケート📝

2019.7.27 ピアノレッスン, レッスンアイディア, ピアノ教室

毎年9月、親がレッスンを見学に来る「レッスン参観」の前に
アンケートをお願いしています。

今年は初めてこどもアンケートも実施!

アンケートで大切なのは
「おとうさん、おかあさんにたずねないで
自分が思ったことを書いてもらうこと。

冒頭は答え易い質問
*ピアノを弾くことが好きですか?
から始まり全部で10個。

レッスンでは気付かない子供たちの様子を知ることができそうです。

 

保護者向けのアンケートは毎年ほとんど同じですが
*ご家庭での練習の様子
*自宅の楽器や備品について
あとは日頃お話しできないことや、要望などを書いて頂いて
レッスン参観でお話ししながら
これからのレッスンの向上に努めています。

 

アンケート紙面を参考にされたい方は
➀こどもアンケート、②保護者へのアンケート
欲しいアンケートの番号と、必要な理由を書き添えて
下記よりメールをご送信ください。
PDF添付致します。

夏休み☀️、学校の曲をピアノで弾いてみる🎵

2019.7.26 ピアノレッスン, レッスンアイディア

毎年夏休み期間中は音楽に関する「調べ学習」をするのですが
今季はちょっと趣向を変えてこれ👇

先月購入した学校の音楽の本。
約1ヶ月教室に陳列。
事前に好きな曲、弾きたい曲をレッスンノートにピックアップさせていました。

今週はその中から1曲選曲♬
夏休みの間に学校の本から弾きたい曲をピアノで演奏
夏休み最終日に録音です✌️

 

学校の本はピアノの楽譜と違い
指番号も音楽表記もありません。

またほとんどがメロディー譜だけ。

そこで、今年の夏休みは

自分で指番号を考えて
ピアノの楽譜のように大譜表で弾こう

に挑戦です💪

 

まだ今週は曲を決めたばかりなので
みんながどんな風に「指番号」を決めて「大譜表」に書き直してゆくかは
これからのお楽しみ♡

学校で習った曲をピアノで
それも両手で弾けたら教室のヒーローになれるかも!?

初の試み😳
出来ても出来なくても、結果が楽しみ〜♡

人生100年😳身体のことを考えてみた

2019.7.14 自分のこと

今日はちょっと音楽から離れて自分の身体のこと。

還暦まで365日を切った今年、自分の身体のことを考えるようになった。

今まで大病をしたこともないし入院も殆どない。

風邪もも3日も寝ておけば自然に治る。
しいて言えば頭痛と肩こりくらいかな~?

いわゆる健康体です。

でも
若い頃(と言いたくないけど😅)に比べると
様々な身体の機能が上手く動かなくなっているのは事実😓

特に私の仕事
身体を動かさないから汗をかかない。

レッスンが始まったら生徒の休みがない限り
1分の休みもなく数時間ずっと脳も耳も声も呼吸もフル回転‼️

と言う訳で、今の私に何ができるか考えて
先月から

ホット🧘‍♂️ヨガ♨️

通い始めました~~~🔥

(写真は無料画像からの転写です)

 

ホットヨガで変わったこと

会社務めと違って、空き時間がその週によって違うこともあるから
ネットで色々探して(かなり探しました😳)
時間割に合わせて通えるタイプに。

初心者のプログラムだけでも

ビギナー
ベーシック
初級
肩こり改善
骨盤筋整
デトックス
アロマリラックス
リンパリラックス

たくさんありすぎて
今自分がどれ受けてるか分からない時も😅

 

🔥ホットヨガなので
毎回大げさでも何でもなく
これでもか~~~!って言うくらい
滝のような汗をかきます💦💦💦

そんな汗今までかいたことなく
(冷や汗ならあるけど😶)
3回目くらいのヨガの時、鏡を見て毛穴の黒ずみが減っているのに気が付いて思わずガッツポーズ💪

それと、肌がサラサラしたような?
何か身体に張り付いていたものが1枚剥がれたような
そんな感じ。

それと毎回、約25分(30分じゃないところがミソ!)
天神まで歩いて👣通うように!

ちょっとそこまで行くのにも車🚗を使っていたのに
自分でも信じられない😆

以前より体力が付いたこと
肩凝りと頭痛がなくなったこと
代謝が上がったせいか寒がらなくなったこと

小さな変化かもしれないけど
目に見えないところで大きな変化につながっているような気がします。

 

ヨガの付加価値!?

前述したように、歩いて行くので
今まで気が付かなかった街の風景にキョロキョロ👀”

へ~、こんな店があるんだ🍜
あら~、🍖美味しそう~♡(食べ物ばっかり)
とかなり目移りしてます。

素ッピンで行って素ッピンで帰るので
人目に付かない(笑)夜の時間帯に行くと
ヨガ終わって帰るときの赤提灯🏮が私を呼んでいる~~~。
(呼んでない…!?)

帰り道、ずっと飲み屋街👇

ちょっとおしゃれな店も✨
半オープンでいい匂いが~♡

 

で、結局、ヨガの帰りじゃないけど2枚目の写真のお店に入りました🍻

 

明日で10回目✨

身体も胃も健康になれそうなので(笑)
しばらく通ってみることにします🧘‍♂️

つながりを作る「レッスン便り」

2019.7.11 ピアノレッスン, レッスンアイディア

毎月、生徒に向けて「レッスン便り」を発刊しています。

ピアノレッスンって個人レッスンなので
発表会やグループレッスンがない限り
みんなが一同に顔を合わせることって少ないんですよね。

だからせっかく同じ教室でピアノを習っていても
「ピアノの友達」を作る機会が少なくて
それって寂しいな~ってずっと感じてました。

私もずっとそうだったので😢

そこで、

教室の子供たちが少しでもつながりが作れるようにと「レッスン便り」を作り始め
今年の秋で丸6年になります🎉

レッスン便りの記事

子供たちのつながりができるように

お誕生日の生徒の紹介
記事は生徒に書いてもらって写真を添付

📝新入生の紹介
記事と写真の載せ方はお誕生日紹介と同じ

📝私から生徒向けてのシリーズ配信
今までに配信したのは
①効果的な練習の仕方(シリーズ9回)
②演奏するために大切なこと(シリーズ3回)
③先生のお仕事(シリーズ6回)
④ピアノの先生のレッスン(シリーズ7回、継続中)
⑤ピアノレッスンに必要なもの(シリーズ6回 継続中)

上記のシリーズは中々好評で
レッスンに関係あることが多いので皆さんしっかり読んでくれてます♡

例えば2月号
「ピアノレッスンに必要なもの」シリーズ5回目で
ピアノの椅子について書くと

今までピアノの椅子を安易に考えていた方が多く
勉強机の椅子を使っていたり
食卓の高低のない椅子を使っていた生徒も😱💦

今回記事を書くことで気付いて頂け改善することが出来ました。

この他にも「先生のお仕事」シリーズで
ボランティア演奏やライブコンサートなど
ピアノが弾けると「先生」以外にも様々な選択肢があることが分かり
こども達の将来の夢に「音楽の道へ進みたい♪」と言う嬉しい話もありました♡

子供たちが一番楽しみにしているのは
📝「お誕生日の生徒紹介」🎂

自分が載っている紙面は写真入りなので
ちゃんとファイルに保管しているそうです(嬉しい☺️)

また、写真付きの紙面で子供たちを紹介しているので
発表会やグループ学習で「はじめまして」会うときも
その子の名前はもちろん、記事に載ってた好きなことやはまっていることを話題に
すぐ友達になってくれます♬

1986年の創刊号

実は、今書いている「レッスン便り」は2013年11月が創刊だけど
まだパソコンはおろか、ワープロも持っていないひよこ先生の1986年4月
手書きで書いた「音楽新聞」が創刊号でした😳
(新聞名が硬い…💦)

うわぁ~、恥ずかしい~😂💦33年前の新聞です😅

この頃レッスン室に、私と生徒や、生徒同士のつながりを作るために「らくがきノート」📖を置いてました。

ノートの内容を新聞記事にしていたようですね。

ただそのノート、名前が悪く本当に落書きになって自然消滅しちゃたけどね😓

 

ワードに精通してないけど
レッスン便りの書き方でお尋ねしたいことがありましたら
コメント欄からご連絡下さいね📝

 

グループ学習「もっと知りたいピアノのこと」

2019.6.24 グループレッスン

3年前から始めた、ピアノの調律師とのコラボで行なっている「もっと知りたいピアノのこと第三弾!」を昨日、レッスン室で行いました。

事前調べ学習、グループでの役割分担、発表の仕方、事前質問、感想文の書きかたなど、毎回生徒の学びに驚かされます 😳

スキルアップにつながる「事前調べ学習」

グループ学習にただ参加するだけでは「受け身」になって何も残らない…、と言う意味のない学習になりかねません。

特に今回のグループ学習は
自分たちが使っている「ピアノ」についてもっと知ってほしい!
と言う願いから企画した学習なので
自分たちが使っているピアノが

どうやって作られているのか
誰が作ったのか
どんな仕組みになっているのか

興味を持って取り組んでもらいたいので
参加生徒には、自分でテーマを決めて学校図書📚や今時だったらネット🖥で
調べてみんなの前で発表する、学習をします。

今回も面白いテーマがたくさん出ましたよ👌

ピアノの椅子について
どんな思いでピアノは作られたのか
電子ピアノはだれが作ったのか
私がいつも練習しているヤマハのピアノについて
電子ピアノとピアノのちがい
ピアノはいつできたのか
グランドピアノの屋根(ふた)について
ピアノのペダルの効果
ピアノはどこで生まれたのか
日本に初めて来たピアノについて
アップライトピアノについて
鍵盤が何個あるか

などなど…!
「ピアノ」だけでこんなにたくさんのテーマを見つけて事前学習しました👏
素晴らしい😄✨

私が子供たちに伝えたのは「ピアノについて」と一言だけ!
前回出席した生徒は、違うテーマを探したようです。凄いですね〜♪

学習発表、の前に!?

みんなの前で、それもひとりで発表するのはとても勇気のいることです。

緊張は「不安」から来るもの。
その緊張が少しでも和らぐように
発表前にみんなで
「聞きやすい発表、聞き取りにくい発表」について考えました👆

「聞きやすい発表とは?」の問いに

言葉がはっきり聞こえる
前を向いて発表している
ゆっくり大きな声で発表している
むずかしい言葉の説明がある
笑顔がある
おじぎが気持ちよい

今度は「聞き取りにくい発表とは?」と問いかけると

声が小さい
下を向いている
早口で話している
むずかしい言葉を使って意味が分からない
顔が恐い()
おじぎが適当

だそうです♬

各々が挙手して発表したせいか
少しゆとりができたようで、
みんな自分たちが出した意見を守りながらとても聞きやすい発表をしました👏
これまた素晴らしい✨

ピアノのしくみを知ろう

と言うことで、ピアノができるまでの映像をみんなで鑑賞します📺

前回はグランドピアノが出来るまで(約15分)
今回はアップライトピアノが出来るまで(約7分)の映像をYouTubeで探し流しました。

みんな静かに興味津々で観ていました。

実践!ピアノがバラバラに…!

いよいよピアノがバラバラになります(笑)
子供たちの期待は絶好調!!
…の前に😅

調律師、山崎さんの「ピアノのしくみ」を聞きながらみんな熱心にメモをとってます📝


ヘルツや振動など、難しい言葉にも耳を傾け1年生も一生懸命です。

ここで事前学習第2弾の「3つの質問」効果が❣️

話は少しそれますが、
事前学習には「事前調べ学習」と「調律師への3つの質問」の2種類があります。

以前のプリントではただの「質問したいこと」として書いてもらうと
ひとり10個くらい書いていて時間が足りなく大変なことに…😅

今回は3つに限定📝
調律師泣かせの (笑) 面白い質問がたくさん出ましたよ😆

さて、調律師のお話→質問コーナーを経て

いよいよ実践です!

感想文効果♡

全ての実践(ピアノの解体)が終わったら、みんなにクールダウンしてもらいましょう(笑)

感想文を配布すると、みんなすごい勢いで書いてます👀

個人的に質問する勇気も出来ました👏

今日の学習で初めて知った驚きのこと
調律師と言う仕事のこと
自分の家のピアノ(電子ピアノ)とピアノの違いに驚いたこと

1年生にとって
事前学習もピアノのしくみも言葉も、難しいことだらけだったと思います。

でも「新しいことを知る」ことで
きっとこれからの次への1歩がが変わることでしょう。

1年生の感想文より👇

短いけど、今回学んだ驚きと喜びが分かる感想文です♡

さて来年はどんな学習効果見られるのか!?
今から楽しみです♡

先生からの気持ち👇

と、

グループ学習が始まる前の静寂の時(笑)👇

 

 

ピアノレッスンに小学校の音楽教科書

2019.6.14 ピアノレッスン, レッスンアイディア

生徒から
「先生、この曲知ってる?(右手でメロディー奏)」
「先生、〇〇っていう曲知ってる?」

と、尋ねられたので
「それテレビの曲?誰か歌手が歌ってる??」と尋ねなおすと

「ちがう~~~!学校でならったの!先生知らないの~?」

と少々不満そう😅

最近こう言う会話が増えてきて
これはいかん!とネットで検索…🖥

「なになに…、この曲は小学音楽…教育芸術社」

で、一般人も購入できるのか調べると
購入できました~

それも、家から🚗で10分のところに販売所があってビックリ😳
合唱などで使われている「おんがくのおくりもの♬」も一緒に購入。

12冊合わせて¥1296⁉️
さすが教科書!

「小学生の音楽」教科書を見てみよう♬

さてさて、1年生の本から6年生までじっくり観察…👀

!!!

とにかく挿絵が可愛い💕
印刷が奇麗✨

写真も多いですね~。
私たちの頃とは大違い!(いつの話だ!?)

1年生の教科書ではリズムを「リズム言葉」で教えてます。

🍓「いちご」🍌「バナナ」など、
これは多くのピアノ先生がレッスンで使っているので
ピアノを習っている子供たちは「できる♡ わかる♡」ことがふえて
益々ピアノ&音楽を好きになりそう♡

あとちょっと驚いたのは
昔ながらの唱歌や童謡をたくさん使っていること。

ピアノレッスン導入でも使う曲なので
これまた子供たちには「できる♡ わかる♡」が増えて
嬉しいでしょうね♬

それから様々な打楽器の使い方と鍵盤ハーモニカ。
1年生から使うんですね👀

打楽器の使い方は写真入りなので
これはピアノレッスンで助かるわ♡

拍子感も1年生の教科書では「手打ち」で出てきてますね。

 

2年生の教科書に「人形の夢と目ざめ」の鑑賞が出てました。
みんな弾きたがるわけだ~。
必須曲にしようかな♬

コダーイの曲が使われているのには驚き。

表現力、想像力を大切にする内容がたくさん載ってました。
良いですね~♡

 

3年生では結構たくさんの音楽記号を習うんですね。
ピアノレッスンでは音楽ドリルを低学年のうちからしているので
これも「できる♡ わかる♡」喜びにつながるかな?

春畑セロリ先生の「こころパレット」が載ってました🥰

 

6/8は4年生で習うんだ~。
私のピアノレッスンではピアノ導入に「ピアノランド➀」を使うので
17,18,19番の3曲で一気に6/8、2拍子を体感します。

きっとここでも子供たちは「できる♡ わかる♡」って
ワクワクしているんじゃないかな~♪

あと、ボディパーカッションに似た「クラッピング」と言うのがありました。

手👏だけじゃなく、体全体を使ったらもっとバリエーション増えると思うけど??

 

5年の教科書に「ルパン三世」と「ゴジラ」の合奏が載っているのにビックリ😳
ルパンはピアノ連弾でする生徒もいるけどゴジラはないな~😅

 

6年生の教科書に辻井伸行さんの写真とコメントが載っていました。
なんだか嬉しいですね~。

あと6年生ではコードも少し習うようです。
これも初期の段階でレッスンしているので「できる♡ わかる♡」が増えるでしょう😊

 

「小学生の音楽」を見終わって思ったこと♬

学校音楽では1つの「音楽」に偏らず
音楽全般を教えていました。

楽器に関しては、和楽器を始め洋楽器まで様々な楽器があること
演奏スタイルも独奏、室内楽、オーケストラ
雅楽や古典越殿楽もありました。

昔から歌い続かれている唱歌や童謡が載っているのは嬉しかったですね。
また、日本にこだわらず世界中の簡単な歌の曲もありました。
ディズニーはもちろんジブリで使われた音楽など多彩でした。

ピアノ曲もチラホラ載っていたのは嬉しいですね。

学校の教科書に載っている曲が「両手で弾ける♡」
子供たちにとってこんなに嬉しいことはないでしょう(^^♪

 

こうしてゆっくり教科書を見ていると
広く全般に「音楽を知る」と言う意味では
私たちピアノレッスンでは補えない(時間がない)痒い所に手が届く教科書になってます。

しかし

楽譜が載っているのけど全てト音記号
様々な調の楽譜にも関わらず調整について全く触れていない
合奏でヘ音記号のパートがあるけどヘ音に関しての説明がどこにもない

 

と言うことは、私たちピアノの先生が
上記のことをレッスンで丁寧に教えることは必須
と言うことですね。

調性もヘ音記号もピアノレッスンでは当たり前ですが
その当たり前を知って学校の授業を受けると
子供たちの「できる♡ わかる♡」笑顔がふえて
ますます音楽が楽しくなるんじゃないかな?

ピアノを通して一生音楽を楽しむ
音楽を通して一生ピアノを楽しむ

素敵なことですね。

 

「小学生の音楽」教科書をレッスンに取り入れる

私には子供がいないので学校の教科書を見る機会がないからかもしれないけど
何で今まで使わなかったんだろう??
と悔やまれます😓

前回のブログにも書いた「教育音楽」は知ってたけど
学校の教科書がこんなに簡単に手に入るなら
もっと早期に購入してレッスンに役立てておけば良かった

と言うことで
これからレッスンに役立てるのですが
まずは全12冊をレッスン室に置いて子供たちの反応を見ましょう。

それから、
教科書の中で「気になる~、弾いてみたい! これ何??」のアンケートをとって

学校で習う曲が分かる♡ピアノで弾ける=音楽が好きになる

そんな子供たちをたくさん増やして行きたいな、と思いました♡

ピアノ発表会 成功させるまで

2019.6.10 ピアノ発表会

2019年3月17日に、難関の抽選を勝ち抜いて(笑)
福岡市で人気の「なみきホール」で39回目のピアノ発表会を無事終えました。

今頃ですが、会を振り返ってブログに書いてみることにしました。

 

胃の痛くなる ピアノ発表会 会場抽選

福岡市にある公共施設は限られており、ピアノの先生以外にもたくさんのホール使用者が季節の良い日曜日に殺到します。つまり、会場決めは必然的に抽選と言うことになります。

実はこの会場抽選が本当に胃の痛くなる抽選でして、以前は、半年前に予約に行き、予約締切り後の朝9時に予約者全員が集まりくじを引く、と言う抽選が行われていました。くじに外れた者は次の会場を探す抽選放浪の旅(笑)が始まるわけです。私も何度も抽選に落ち、その度に次の会場、次の会場…、とさまよいわたる日々が続いていました。これが胃の痛くなる原因です。

今は9ヶ月前に予約し、コンピューターで抽選。当選発表の午前中にこちらから電話をして結果を聞くシステムになっています。が、この電話で聞く「当選結果」が神にも祈るような気持ちで受話器(携帯ですね)を握りしめています。これも胃が痛くなる原因の1つです(笑)。

人気の季節の日曜日。当選者はもちろん一人です。実は今回、福岡市内でも人気のホールのため、当選倍率は相当なもので、宝くじのような確率で東区のなみきホールに当選しました。受話器の向こうで「3月17日当選いたしました」の声を聴いた瞬間、心の中で「ヤッター!!」と思わず叫んだのは言うまでもありません(笑)

ピアノ発表会 何から始める?

9ヶ月前に当選が決まると早速準備期間に入ります。発表会の構成、曲決め、写真など様々な事前予約が始まります。

特に曲決めに関しては、ありとあらゆる楽譜を引っ張り出し、それぞれどの曲が誰に会うか印を付け、足りないときは楽器店に足を運び楽譜を開いて「ふんふん♪」と鼻歌を歌いながら曲を吟味。この時期に一気に楽譜を買い込み曲決めに備えます。

曲決め

ある程度の楽譜がそろったらひとりひとり、生徒の顔を思い浮かべながら「この子は元気な曲が得意だからこの曲にしよう」「この子は柔らかい曲が得意だからこっちのほうが良いかな?」など、生徒ひとり一人の個性を考えながらの選曲にかなりの時間を要し慎重に決めます。

また決めた曲をどのタイミングで渡すか。生徒によって弾き込む進度は様々。曲の仕上がりを想定しそこから逆算して曲を渡します。

また、曲を渡す時も、子供たちに「この曲が弾きたい♪」と言うワクワクした気持ち持ってもらいたいので、曲の物語を話したり映像を見せたり、楽譜を見た瞬間の「想像力」を大切に渡しています。

プログラム どうする?

毎回、印刷する前日まで悩みながら順番を決めます。それぞれの曲の特徴がかぶらないよう、明るい曲の次は静かな曲。元気な曲の次は柔らかい曲。聴いている人も単調で飽きが来ないよう細心の注意を払いながらプログラムを決めてゆきます。

特に1番の生徒は、発表会経験者で度胸がある子。選曲が明るい曲など、いくつか条件があります。と言うのも、1番目の緊張感は相当なものです。またどうして自分が1番なのか、理由が分からないまま1番目に弾くのはとても不安なことです。

過去の経験で、1番目の子が緊張してミスが増えると次の生徒も緊張してしまいうまく弾けないことがありました。そこでいろいろ考えった結果、1番目の生徒が元気良く笑顔で弾いてくれると、次の子にも連鎖作用するようで、笑顔の演奏を続けることができるようです。

毎回手作りのプログラム

ここがポイント!進行表作りと打ち合わせ

曲が決まるとプログラムも決まって来ます。ある程度流れが決まってくると進行表(台本のような物)の細かな作業が始まります。

私のピアノレッスンはひとりで運営しているので、会場スタッフ(照明・音響)や、司会者、お手伝いに来てくれる他教室のピアノの先生(音大時代の友人)に全て「進行表」で細かな進行を伝えなければいけません。誰がどこで何時何分に何をするか。全て進行表を見ながら全員が一丸となって発表会を作り上げてくれます。

そのための進行表は、何度も見直し司会者と打ち合わせ、書き直しを繰り返し、まるでドラマの台本のような1冊が出来上がります。それに沿って多くのスタッフの皆さんが迷うことなく動いてくれます。

 

当日、私が大声を上げなくてもスムーズに進行できるのは、この詳細な進行表のおかげかもしれません。

私流リハーサル🎹

私の教室では、約2ヶ月前になるとリハーサルをします。

「え?2ヶ月前でもう曲が仕上がっているの…?」と声が聞こえてきそうですが、もちろん仕上がっていません😅

出来ても出来なくても、たとえ片手でもみんなの前で演奏します。

実はこれが私流のリハーサルで、本番前に計4回行います。

全員親が引率し、全回演奏の様子を録画(スマホでもOK)し、必ず家で見直してもらいます。

演奏はもちろん、お辞儀、椅子の高さ、髪型(顔が隠れてないか)、演奏中には分からない細かなことがこの録画でわかる様になります。

さて、第1回目は2ヶ月前。
片手でも楽譜を見ながらでも何でもOK♪ 今出来ることを人前で演奏します。

ほとんどの生徒がひっかかったり途中で止まったり。
でも中にはゆっくりだけど最後まで両手で弾ける生徒もいます。
実は、1回目のリハでは全体の1割ほどですが、頑張った生徒が他の生徒の刺激剤になります。

リハーサルの感想は全てレッスンノートに記録。
今日出来たこと、出来なかったこと。次回頑張ること。他の人の演奏聴いて思ったこと。

この感想文が全て今後のリハーサルへとつながっていきます。

 

2週間後、2回目のリハーサル。

前回の体験がプラスになった生徒、感想文で自分に喝を入れた生徒など
2回目では、1回目のリハーサルと格段に差が出る2実力を発揮します。

ただ、個人差があるので、まだまだエンジンのかからない生徒がいるのも事実。
ほぼこの時期で半々に別れます。

 

3回目のリハーサル。発表会本番約3週間前に行うリハーサルです。

この時期になると、聞きに来ている親も驚くほどかなり個人差が出て来ます。
レッスンノートの自己評価やビデオの効果が現れ、暗譜で演奏する生徒もいます。

 

4回目、最終リハーサル。

実は4回目は個人リハはありません。
合同リハや幼児科のお話組曲など、グループ演奏の最終チェックです。

つまり、人前で弾くリハは3週間前の3回目リハが最後。

そこで弾けている生徒はさらに実力をつけます。
3回目の弾けなかった生徒。

実は、この3週間と言う期間がその生徒の暗雲を決めています。

リハで思うように弾けなかった生徒は、弾ける生徒を聴いて刺激を受けます。
でも、エンジンの掛け方が遅かったので急にはうまくなりません。

3週間と言う猶予が、子供たちの集中力に丁度良い期間なのです。

 

発表会当日

全ての準備を終え、4回のリハーサルでたくさんの刺激を受けた生徒が大きな会場で
年1回、ピアニストになる瞬間です。

私は舞台袖で生徒を見送り
演奏を見守り
演奏後は両手を広げ生徒を労います。

生徒はものすごい集中力で素晴らしい演奏を繰り広げてくれます♬

発表会終了後 応援メッセージに癒されて♡

発表会当日、プログラムの中に「応援メッセージ」と言う全生徒の名前と曲名が入った応援メッセージ用紙を入れています。

こどもたちには予め筆記用具を持って来てもらっています。
来客や一般の生徒のために、受付には書き込み用のペンも用意しています。

実は、発表会の間、生徒はもちろん、来客全ての方に個人宛の「応援メッセージ」を書いてもらっています。

そのおかげか
演奏中、誰一人騒ぐ子がいません。
皆さん真剣にひとりひとりの演奏を聴いて、わずか3行ほどの枠に心温まるメッセージを書いて下さいます。

それをひとりひとりカットして、ばらばらにならないようクリップで止めて…

台紙に貼って…

レッスンノートに綴じれるクリアファイルに入れて渡します♬

たくさんの人に応援されているってことが大人も子供も嬉しいらしく
みんなとても大切にレッスンノートに保管しています♡

 

来年は40周年の発表会♬

このように
ひとりで発表会を開催するということは
会場抽選、企画、進行、曲指導、リハーサルなどなどすること満載で
発表会が終わると毎回しっかりやつれています(笑)

でもやっぱり生徒の達成感の笑顔を見ると辞められず
毎年頑張って企画してます♬

来年は大小様々な会を開催して40回目

どんな会にしようか、今からワクワクしています♡

 

 

 

 

 

ピアノを習うと言うこと

2019.6.8 ピアノレッスン, ピアノ教室

ピアノを習うと言うこと

今日のお題はちょっと固い内容かもしれません。
今日の内容は、2015年、平尾に教室を開設した時、別のブログにも書いていたのを掘り起こして書いています。

「ピアノを習う」と言うこと

・こどもが弾きたいと望んだから
・こどもに弾かせたいと思ったから

先ず大きく分けるとこんなかんじでしょうか?

きっかけはどちらでも良いんです。
大切なことは、その後どう続けるか?

ピアノレッスンがほかのお稽古事と大きく違うのは

レッスンで習ったことを自主学習する

ことです。

多くの習い事は
その場で繰り返し学習し体得し次のレッスンに備えますよね?

プールがいい例でしょう。

家で自主学習なんて到底無理😓
だから、週に何度も通って練習を積み重ねる。

バレエや柔道など体を使う習い事もそうかもしれません。

家でおさらいをすることができても、毎日時間を決めて練習する習い事とは違うような気がします。
(間違っていたらごめんなさい🙇)

でもピアノはどうでしょう?

練習すると言うこと

こどもの頃、3日弾かなかったら、全て忘れると言われ😱💦
毎日繰り返し練習することが当たり前でした。

ピアノレッスンでは、
レッスンの前半で、練習してきた成果を見ます(聞きます)
その練習曲には小さな目標があり、それをクリアしていたら💮
うちの教室では録音して記録を残し新しい課題に(曲)に進みます。

後半新しい課題(曲)を一緒に分析、考えます
その曲のねらい(目標)は何か?
何に気を付けたらいいのか?
そのためにはどんな練習方法がいい?

たとえ未就学児の小さなこどもでもたくさんのことをここで学びます。

でもここでは「学ぶ」だけ
体得してないんです
👆ここがポイント

レッスンでは、毎回新しいことを習います。
いわゆるインプット

それを体得=アウトプットするにはなにが必要か!?

そうなんです
毎日の練習がとても重要なんですね。

インプットとアウトプット

このインプットとアウトプットを
毎回練習で積み重ね
弾きたい曲が弾けるようになります。

実はそれだけじゃないんですよ。

・達成感を体得する
・達成するための順番を体得する
・「練習」と言う縛りで自分をコントロールする

すごく固い書き方ですが、
ピアノを通して、「何かを成し得る」ことを学ぶことができるんですね。

その過程は
私や保護者が手取り足取り背中を押して
「ホラ弾きなさい」
「もっと練習しなさい」
と強制させるのではなく
自分で考え、自分で動く(練習)

つまり

インプット、アウトプットの賜物なんです。

 

月3回レッスン

週に何回も通ったり、週1で習い事をする中
平尾で教室を始めてから
私のピアノレッスンは月3回にしました。

次のレッスン迄の期間が長いのはなぜか?

ずばり
アウトプットを体得する為です。

「いや~、うちの子は練習しないから~」

それではピアノレッスンにには向きません。
ピアノだけではないですよ。
何事にも
続けて、取り組んで、結果を出す
その習慣をこどもの頃から付けなくていいよって、言ってることと同じになります。

ちょっと厳しい言い方だったかもしれませんが

習い事って
「楽しい」こともあるけれど
何を得るには
何かをがんばらないといけないこともある

ピアノを通してそれを体験できれば
こんなに素晴らしいことはありませんよね。

アウトプットするには
毎日の練習を繰り返すため時間が掛かります。

個人によって違うけど15~30分くらいでしょうか。

毎日続けることで
できないことができるようになる

その喜びが
次のレッスン迄の練習期間です。

練習の習慣

毎日のルーティーンとして
何時にどのくらい練習する
と決めると習慣が付きます。

練習が終わったらおやつ🍰
と言うのもありかも♡

頑張りの向こうにご褒美、と言うのは習慣を付けるのに良い方法ですよね。

 

 

ピアノレッスンが
こどもたちの成長の手助けになることを
心から願っています♡

 

ピアノレッスンがシニアに良い理由(わけ)

2019.5.26 ピアノレッスン, レッスンアイディア, 大人&シニア世代のピアノ

近年、ピアノレッスンは脳トレになるからと言うことで
メディアにも随分取り出されています。

脳に良いとは言われているけど
どんな風に脳に良いの???

~ながら作業で脳を鍛えるデュアルタスク

分かりやすく言うと
脳に刺激を与えることが「脳トレ」いわゆる「ボケ防止」につながるそうです

ではどんな風に刺激を与えるとよいのか?

生活の中で例えると

「~しながら~する」

歌いながら掃除機をかける
料理をしながらお喋りをする
歩きながら俳句を考える(別に俳句じゃなくても良いそうです…笑)

つまり異なる2つ以上の作業を同時にすることで
脳が混乱すそうです

その「混乱」が脳への刺激になり「脳トレ」につながると言う訳👆

ピアノが脳トレになる訳

実はピアノを弾くということは

上下違う音符を同時に見ながら両方同時に理解し
左右違う手の動きを同時に行い
10本全く違う指をこれまた同時に動かし
メロディーを歌いながら
足ではペダルを踏みながら
一定のテンポになるように拍子を感じ
音楽性豊かな音色を…

と書いてたらキリがない(^^:

ピアノ演奏ってこの作業を同時に、それも一瞬で理解しながら演奏するため
脳がフル回転しているそうです😵

そ〜言えば今朝の私、
右手で掃除機掛けながら左手で歯を磨いて隙間でスマホしてました(笑)

いくつになっても脳は鍛えられる

ピアノとは全く関係ない話ですが
今日、久々の休みで海沿いのイタリアンにランチを食べに行きました🍴

店はほぼ満席。
厨房に40代くらいのオーナーシェフが一人で切り盛り。

それを助けるように60代後半くらいの彼のお母さんが(会話の様子で分かった)ホールを切り盛り…
のはずがうまくさばけていない(^^;

オーダーを聞いた後、片付いてないテーブルの横を通り過ぎて厨房に戻る
オーダーを客に持って行ってまた厨房に戻る
トレーを持って来てテーブルを片付けて厨房に戻る
客に呼ばれてもとにかく今している作業を片付けてからでないと
次の作業ができない

再注文すると「今は混乱しますから…」と断られた😱

つまり

異なる作業が同時にできず
プチパニック…!

もし「~しながら~する」デュアルタスクが生活の中に活かされていたら

オーダーを聞いた帰りにテーブルを片付け客の声に耳を傾け
厨房から出てきたときにオーダーを持って行き
客の要望を済ませることが同時にできたかもしれません。

ピアノレッスンで脳トレ♬

ピアノを弾いているとき
ほんの少し「あ、もしかして今デュアルタスクしている!?」と
意識してみて下さい。

左右異なる作業(演奏)をしているとき
楽譜を見ながら歌っているとき
音楽性を楽しみながら演奏しているとき

それらはすべて「デュアルタスク」で脳にとても良い刺激を与えています🎵

ピアノレッスンで出来ると言うことは
生活の中でもデュアルタスクができる♡と言うことです。

早速、生活の中の動作をちょっと意識して
異なる2つの作業を同時に行ってみて下さい。

脳が生き生きと活性してくるかもしれません♡

「私も82歳でピアノ始めました♪」

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