2025.5.18 レッスンアイディア, ゆとりレッスン, ピアノレッスン, グループレッスン, オリジナルレッスン教材
今月のゆとりレッスンは「リズム」
ゆとりレッスンについて詳しく知りたい方は、過去ブログをご覧ください👇
「ゆとりレッスンup date!」
「ゆとりレッスンヴァージョンアップ!」
2025年はヴァージョンアップ!
毎月お題を決めて行う「ゆとり」は3年ごとに書き直し、ヴァージョンアップしています👌
もちろんリズムもヴァージョンアップしました✨

ステップ②は動画を見ながら手叩きします👇
おいしいことばリズムステップ②
ステップ③は基本の12種類のカードを連続手叩き
動画だとこんな感じ👇
おいしいリズムことばステップ③
ステップ④では、順番に覚えた美味しいリズムことばカードをバラバラにして連続で叩きます😁
ステップ⑤は1拍を理解するために、楽譜を音符を1拍ずつ〇で囲みます👇
去年は「メヌエット」今年は、リズム問題より作成しました。

ステップ⑥は、〇を書いたステップ⑤の問題を両手でリズムたたきします。
左が全て4分音符になっているので簡単?
そうそう、後からタイをいくつか付けています☝
私のレッスンで、タイは音符ことばで歌います。
それはまたの別の機会で😊
来年は左も難しいリズムにしようかな~😁
2025.5.18 レッスンアイディア, ピアノレッスン, オリジナルレッスン教材, 導入レッスン
音楽の三大要素
・リズム
・メロディー
・ハーモニー
にもあるように、ピアノを弾くうえで外すことのできない「リズム」
みなさんはどうのようにレッスンに取り入れていますか?
と、その前に
どうしてリズムでつまづくの?
どうしてリズムでつまづくのでしょうか?
・個体音符の長さが理解できていない
・拍子感+リズムの意味が分かっていない
・リズムをどう歌ったら良いのかが分かない
書き出すとまだまだあると思いますが、これらの理由を1つずつ「ここはね・・・」って小さな子供たちに説明しても、こども達は「???」
ますます混乱してゆきます😓
8分音符と16分音符が組み合わさって、複雑に絡んで、一定の拍子内で、タンタカタ~ン・・・、あれれ?
どんなリズム???分からない😭
って、なったことはありませんか?
私はいっぱいありました😅(過去形)
こども達がどこでつまずくのか?
研究(と、あえて言っておこう!)した結果
・一定の拍感が分からない
・複雑な音符の組合せを「タ」で歌っても意味不明
ではないでしょうか?
拍子感の重要性
これは、リズム練習と言うより、常に拍子打ちを習慣化することがポイントです。
「拍子打ちは日頃からしています!」、と言う声が聞こえてきそうですね😅
ハイ、個人セミナーを受けられた(ここではセミナーについては割愛しますね)先生方のほぼ全員が拍子打ちをちゃんとレッスンに取り入れられていましたが、
4拍子の拍子打ち
3拍子の拍子打ち
2拍子の拍子打ち
そして、6/8の拍子の区別はされていますか?
全て同じような手叩きにされませんか?
私は、拍子感を身に付けるために、導入時から以下の拍子打ちを取り入れています👇

6/8拍子は2拍子を感じられる拍子打ちのプリントを渡しています。
(ここでは割愛)
まだ音符の読めない幼児科さんのレッスンでは
こんな感じで拍子感を取り入れます👇
「きらきらぼし」を歌いながらりんご拍子。
音符が読める生徒は、音読しながら上記と同じりんご拍子をします。
また、4拍子の感覚を体感するために
りんご拍子の4拍目でベル🔔を使ったり、
同じく4拍目だけを1本指でピアノで弾いたり(ソが良い)など
4拍目を意識する拍子練習をします。
4拍目の「チョン」の時にベル🔔を鳴らす、
前置きが長くなりましたが
このように、リズムを正しく叩くためには「拍子感」とても大切なんです☝
むずかしいリズムを難無くたたくには!?
先ずはこちらの動画をご覧ください👇
「体験レッスンでリズム」
動画では、体験レッスンで、8分音符と16分音符の組合せやシンコペーション、付点、逆付点、三連符、五連符など、音符の長さも意味も分からない初めてピアノに触れる生徒がリズム打ちしています。
マネっこだからスラスラ叩けるのかもしれませんが、
➀リズムは、音符で考えて叩くのではなく
「ことば」で真似して体感する
ほうが、リズムを習得する一番の早道ではないでしょうか?
2~3歳の子供が、字が書けないけど喋れる、のと同じ理論です。
先ず、音符の名前や音符の足し算などを考えず
②音の集合体として考え、それを美味しい言葉に変えて真似をして叩く
そうすることで私の生徒は
③一定の拍子感の中、難しいリズムも難無くたたけるようになりました。
👇
「12枚のリズムことばを続けてたたく」
「リズムことば」とは?
私のレッスンでは、なんども出てくる「リズムことば」
過去ブログにも色々書いているのでご参照ください👇
「グループ学習・リズムことば」
上記以外にも、ブログ検索で「リズム」と入れると色々出て来ます。
分かりやすく言うと
難しい音節のリズムを全て美味しいことばに変えたリズムです
よくあるリズムを1拍のカードに収め
見た目(この音符全部合わせても1拍だよ)で1拍の感覚を理解する
イラストで言葉をイメージ、それをリズム化する

子供たちは、イラストがパッと目に付くので
「あ!たこやき!」と直ぐ発語します。
その発語に手叩きをプラスしてリズムにしてゆく、と言うカードです。
2拍の際はカードを2枚テープで貼ってます(アナログ🤣)
見た目が1拍のカードの2倍あるので2拍、と理解します。

シンコペーションはこんな感じ。
8分音符のところで折り畳めるので、見た目で半拍、と理解します。
あとはイラスト通り「フルーツ」と言いながら叩けばシンコペーションも1発でOK👌

3拍、4拍も同じように「イラスト」を大きく書いた1枚1拍のカードで
全20種類を手作り、家庭用のプリンターで印刷し、全生徒に渡しています。
リズムカードの効用
導入期に難しいリズムも「ことば」で覚えるため
曲が複雑になって、リズムにつまづいた時も
「あ!イチゴ ナッツ たこやき クリーム」だね、と言いながらリズムにつまづくことなく弾いています。
よく個人セミナーで
➀音符の長さはいつ理解しますか?
とか
②ピアノの楽譜のリズムとリズムカードのリンクのさせ方は?
と、質問を頂きます。
➀音符の長さはいつ理解しますか?
体感はしていても、16分音符が4つで1拍とか
付点のリズムなどなど
音符の足になると「???」となる生徒が出て来ます。
ここでは「リズムの数値化」と言う言葉を使いますね。
これは「リズムが難なく叩ける」とは別問題で
算数が得意かそうじゃないかにつながります。
リズムの数値化は
音符個体の長さが理解できていないことに付随します。
まずは音楽ドリルなど、市販されている音楽ワークで「音価」をしっかり理解させましょう☝
私は音価を覚えるために以下のプリントを全員に渡しています👇







基本がわかれば、応用に進めるので
小学生3年生以上で、算数が嫌いな生徒でなければ、複雑な音価の足し算問題などをすると、更に理解できるのではと思います。
②ピアノの楽譜のリズムとリズムカードのリンクのさせ方は?
つまずくリズムを取り出して
拍子を左手、リズムことばをうたったあと、右手でリズム打ちをします。
たとえば、以下の曲の黄色の部分でつまづいたとします。
そのときは
①両手で拍子打ちしながらリズムことばを歌う
「ナッツ、チャッン、フルーツ」
②左手で拍子をひざ打ちしながら、右手で音符を歌いながらリズム打ち

ピンクの部分でつまづいたら
①両手で拍子打ちしながらリズムことばを歌う
「茶々、たこやき、パン たこやき」
②左手で拍子をひざ打ちしながら、右手で音符を歌いながらリズム打ち
こんな感じでつまづきを克服します。
美味しいリズムカードを使うと
「カレー、パン」や「いちご、クリーム」など食べたくなるリズムことばの組合せになることもあるので、つい笑顔になります♪
リズムことばカードで注意すること
リズムことばの「ことば」は生活で使う言葉です。
「音節」を教えずにリズムことばを使うと、間違ったリズムを覚えることになります。
講師側は、カードと一緒に正しい「音節」を教えることも必須です☝
私は、正しく伝えるために動画も作る、毎月の「ゆとりレッスン」にも活かしています👇
「美味しいリズムことばでリズム練習♪」
2025年4月より
「キャンディー」はこども達のリクエストにより「にくまん」に変わりました。
➡

申し訳ありませんがリズムカードは市販していません。
特厚カードに自宅のプリンターで印刷した個人で作成したカードです。
2025.5.18 レッスンアイディア, ピアノレッスン, オンラインレッスン
進級も落ち着いたこの季節、今年もやってまいりました!
you tube 生Live配信を使ったレッスン見学会♡
過去の見学会はここをクリック👇
「過去のレッスン見学会」
ということで、今年度の見学会も無事終了しました😊
you tube配信レッスン見学会迄の経緯
分かりやすく言うと「授業参観」です☝
ただ、ピアノの授業参観は
・個人レッスン
・レッスン時間に合わせて来てもらわなければならない
・来てもらっても、次のレッスンが控えているので保護者と話す時間がない
と、デメリットが目立ってしまいます・・・😓
まだオンラインが普及していない過去に
・レッスン中に来て頂いて
・15分間レッスン見学後
・15分間保護者面談
と言う無謀なことをしたこともありました😅
結果
・時間が足りない
・保護者面談の間生徒がボーっとしてしまう
(実際はピアノの動画を見せていたけど、その間寝ている生徒もいた・・・!)
・生徒のレッスンの時間に保護者が来れない
案の定、デメリットの方が多く敢え無く撃沈・・・😭
そーこーするうちにパンデミックになり
オンラインが普及♡
👆これかなりポイント高い♡
で、コロナ後に再開したレッスン参観が「you tube生Live配信」のレッスン見学会になった、と言う訳です。
そこに至るまでは
zoomを使ったりもしましたが、肝心要の「音」がひずんで届かない・・・!
そんな折
毎月2回参加しているピアノの先生のセミナーで
スマホも簡単な設定で配信できる
と知り早速調べました!!
スマホ(モバイル端末)でYouTubeの生配信を行う場合、
チャンネル登録者数が50人以上必要です。
一方、PCからであれば、登録者数が0人でも配信可能です。
2021年の規約変更により、以前の1000人以上の基準が50人以上に引き下げられました。
スマホで配信の際は登録者が50人未満でも、24時間待機すれば配信可能。
私にもできるやん😍
と言うことで、
you tubeの登録者なんて殆どいなかったけど
保護者と友人に協力してもらって70名確保🤗
無事、スマホ(タブレット)でyou tube生Live配信によるレッスン見学会に至った、と言う訳です。
配信の仕方は
【デバイス別】YouTube ライブ配信のやり方を初心者向けにご紹介!
を参考にしました。
レッスン見学会とは
昔、私がまだ学生で、ピアノを習っていたころ、送り迎えをしていた母が、迎えに来ると必ず玄関先で
「娘のレッスンはどんな感じですか?」
と、尋ねていたんですね。
帰りの車の中で、私は少々怒り気味に
「次の生徒さんがいるのに、先生困ってらっしゃるやん」って、そのとき言い返しました。
そしたら母が
「だって、どんなレッスンしているのか、今どんな状況なのか全く分からないんだもん」
と、言った言葉を今でもずっと覚えているんです。
その時は、学生だったし、ピアノの先生に申し訳ない・・・!と言う気持ちしかなかったので、母の重要な言葉に気が付かなかったんですね😓
それからピアノ講師になったある日、
いつも受けているセミナーの先生が
「ピアノは閉鎖された部屋の中で、誰にも見られず教える(レッスンする)特殊な習い事」
の言葉に、ハッと母の言葉を思い出したんです。
そう!
保護者は、自分の子供たちがどんなレッスンを受けているのか、付き添わない限り全く分からないんです。
こども達が帰って来て、様子を聞いたり、家での練習の様子を見る以外は何も情報がないんです。
その言葉に、今更ながら今のレッスンの在り方に驚きました。
これじゃいかん!どげんかせんといかん!!
(どっかで聞いた台詞w)
そこで、セミナーの先生方からお知恵を借りて始めたのがオンラインを使ったレッスン見学会と言う訳です。
いつものレッスンを、オンラインを使って配信。
保護者の皆さんは、スマホやタブレットなどyou tubeが見れる端末で見学
たったこれだけでレッスンの様子が配信できます。
もちろん
事前準備も必要です☝
🔸保護者の皆さんに
・youtubeを使ったレッスン見学会をすることのお知らせ📝
・日程とレッスンの時間割をLINEに添付
時間割には個人名は明記せず生徒の学年だけ
・前日に配信のURLをLINEに添付
🔸自分がすること
・you tubeを開いてライブ配信の設定
・日にちと時間を指定
・サムネイルの写真を撮る(または選ぶ)
・前日にURLを保護者に添付
すると、you tube動画配信の画面に👇こんな画像が表示されます

配信するときは
日程の画像をクリック
「ライブ配信を貸しする」をクリック
配信の様子👇
手しか映っていないところをスクショしましたw

しかし!
ミラーリングの設定をしていなかったので、全てが真逆に😱💦
パッと見は分からないけど
よ~く見るとドレミが逆です・・・😅
誰かミラーリングの設定教えて下さい🙏
見学会終了後は
その日のyou tube配信動画のURLを保護者のLINEに添付。
アーカイブを1週間限定で観れるようにしました😊
レッスン見学会のメリット
・レッスンをオープンにすることで、生徒も講師(私)も良い緊張感がある
・見ている保護者に時間と場所の負担を掛けない
(ただしWi-Fi環境推奨)
・アーカイブがあるのでリアルタイム以外でも見れる
・遠くにいる家族も観ることができる
・他の生徒のレッスンも自由に見学できる
講師目線で観ると
・自分のレッスンを改めて振り返ることで、言葉の選び方、間の取り方の反省ができる
他にないかな?
ザッと列記したけれど、デメリットが見当たらないほど良いことだらけです。
見学会と関係ないけれど
you tubeライブ配信をレッスンに取り入れることで
・グループ学習を配信
・弾き合い会の配信(発表会)
など、色んな用途に使えるようになりました。
尚、保護者面談はzoomでしています。
レッスン見学会のまとめ
見学会をしたからと言って、保護者から何か褒められるわけでも批判されるわけでもなく、今までとな~んにも変わりません😄
ただ、見学会をしたことで、もし母がyou tubeを見学してたら、きっと安心したかな~と。
(レッスンで娘の現状が分かったとなると、心中穏やかではないでしょうが・・・🤣)
少しでも母のように、不安を抱えた保護者が減ることを祈っています♡
もうひとつのまとめ
ピアノレッスンは
・密室で誰も干渉も鑑賞もしない
・全てに於いて自己責任で行う
改めて痛感しました。
誰からも、批判も批評もされない。
自分の知識と経験だけを頼りにレッスンを積み上げてゆく。
もちろんそのために
セミナーを受け、知識を磨いてはいるけど
レッスンは誰も見ていない。
そのことを肝に銘じて、これからもこども達の向上を目指し精進します!!!
2025.4.20 ピアノ発表会, ピアノレッスン
本番前に、人前で弾く練習「リハーサル」と称して、毎回3回行っています。
が!
今年は4回行いました😅
1回のリハで全プログラムを行うのではなく、1部、2部、3部、それぞれを別日に行います。
今回は
1部のソロを2回行ったので、合計4回となりました。
リハサールの日程と詳細「1部ソロ」
1回目は、発表会の1ヶ月半前。
場所はレッスン室で。
you tubeの生Live配信によるリハーサルです。
保護者や他の生徒さんは、Wi-Fi環境とyou tubeが見れるブラウザさえあればどこからでも見ることができます。
演奏順は、30分に5名ずつを目安に全生徒をグループ分けしました。
低学年はあっという間に終わるので
1回目はカメラに向かっておじぎだけをし、人前(カメラ前)に慣れたあと、それぞれ2回ずつ演奏しました。
本番の1ヶ月前なので、流石に暗譜の生徒はゼロ😅
それどころか、最後まで弾ける生徒は半数ほど😓
ただ、この状況をご家族が知って家庭での「練習しなさい!」が定着します😅
(正解かどうか分かりませんが)
配信は、アーカイブで観ることができるので
他の生徒への応援メッセージと言う記入もしました。
生徒に事前に渡したプリント📝
これに、リハーサルの時間割(個人名入り)を添付して、レッスンノートに綴じれるよう、B5ルーズリーフに印刷しました。
※時間割は固辞名が載ってるので割愛しています。
※記入用紙は演奏生徒の人数分両面印刷しています。

リハサールの日程と詳細「1部ソロ」2回目
発表会2週間前に、最後のソロリハーサルを、ピアノスタジオで行います。
(その間に、アンサンブルのリハーサルを行っています)
流石に2週間になると、1回目のソロリハーサルとは段違い👍
・暗譜で演奏するの生徒
・最後まで表現力豊かに弾く生徒
and
まだまだ最後まで弾けない生徒に2分されます・・・😶
今回は、日ごろからお借りしているピアノスタジオでのリハーサルです。
順番は前回同様、グループ分けをし、30分5~6人ずつの入替制です。
他の生徒の演奏を聴く、と言うのもあるのかもしれませんが、貴重な日曜日に時間を割いてお越し頂いているので、
・時間厳守
・時間解散
当教室では毎回徹底しています👍

30名で満席になるくらいの会場ですが、生徒のみなさんは、本番と同じように緊張マックスで演奏に臨みました。
リハーサル効果
私の教室では1ヶ月半前からリハーサルを始めるので、他の先生方から「早くない?」とよく耳にします。
確かに、1回目のソロリハは暗譜はおろか、最後まで弾けない生徒もいます。
が、あえて人前で演奏することで、自分の現況に気付く生徒がたくさんいます。
もちろん保護者も😊
「まだ1ヶ月半あるから」
奏者もご家族の方がも、そう思ってらっしゃるけど、演奏って、楽譜通りに弾けたらおしまい、ではないんですね。
先ずは、楽譜通りに弾く=譜読み
次に、それおどう表現するか=演奏力
これこそが「演奏する」するうえで、一番大切なことなんです。
それに気付いて日々練習を繰り返すために
1ヶ月半前のリハーサル+2週間前のリハーサル、となります。
それからリハーサルでは、必ずご家族の方に録画をお願いしています。
演奏中は演奏に必死になって気付かないこともたくさんあります。
録画を客観的に聴くことで
・ここはこんな風に弾こう
とか
・あれ、思った通りに弾けてない!?
などの気付きがあります。
ピアノレッスンを通して
私の教室では、イベントごとに「感想文」を書く📝ことは必須です☝
もちろん、今回ももれなく
リハーサル終了ごとに感想文を書いてもらってます✍
余談ですが、
「保護者面談で、学校の感想文を褒められるようになりました」
と言うお話もよく聞きます👍
「ピアノを通して」
自立、社会性、挨拶、語彙力を養う!
全ては小さなことの積み重ねですね😊
リハーサルについてお尋ねになりたいことがございましたら、下記フォームにご記入の上ご送信下さい。
2025.4.18 ピアノ発表会
今だから言えるけど、発表会の準備で一番大変なのは進行表作りではないでしょうか?
ひとり開催するのであれば
前準備と流れが変わってもどうにか軌道修正できるけど(多分😅)、お手伝いの先生方や会場スタッフ、照明が入るとそうもいきません。
毎回、進行表作りには、時間と神経を使います。
発表会進行表とは
進行表と言うのは、台本のようなもので
・出演者
・お手伝いの先生方
・会場のスタッフ
・照明スタッフ
・写真撮影
の方々が、紙面を見ながら進行してゆきます。
三ヶ月前くらいから取り掛かり
何度も何度も修正を繰り返し作るので
その労力と時間はかなりのものです。
上記の通り
進行表は時間に沿って、それぞれの役割の方々が同時に進行するので、分担の数だけ作成しなければいけません。
・出演者/保護者用
・司会者用
・お手伝いの先生方用
・会場/照明スタッフ用
・全てを載せた私用
の5冊作成となります。
発表会進行表 作り方
先ずは、全体の概要を載せたわたし用の進行から作り始めです。
最終的に30ページ以上の小冊子になります(苦笑)
時間軸を中心に
①プログラム
②1つ1つのプログラムに関する「動き」を書き足す
③始まる前、1部、2部、3部のどんでん
④司会者、はじめの言葉などの台詞作り
ざっとこんな順番でしょうか?
進行表は基本A4サイズの横、wordで作成です。
こんな感じ👇
【入室後の動き】

【2部から3部へどんでんのページ】
誰が何をすると言う書き方は、当日何も今なくても皆さんが動いてくれるので自分が助かります。

【ステージ配置のページ】
ステージ配置図をイラスト使って配置図を作っておくと、会場スタッフの方々や、お手伝いの先生方も、何をどこに設置するのかが分かりやすく、短時間でどんでんが可能です。

上記は進行表の抜粋ですが、こんな感じで作っています。
ただ、ここまで至るには、流れを想定しながらから何度も書き直し、リハーサル後に想定を違うことに気が付き書き直し、の繰り返しです。
こうやって考えると、進行表=シナリオ
と言う感じですね😓
保護者の進行表
保護者の進行表で大切なことは
・注意事項
カメラ/録画、飲食、着替えなど
・導線図
を載せることです。
【進行表と併せて添付するステージまでの導線図】

【注意事項】

集合写真の並び順も載せておくと、並ばせる時に時短できます👌
司会者用の進行表
今回の司会は、
お手伝いの先生と、司会者希望の生徒用を別々に作成。
お手伝いの先生は、お互いの発表会でお手伝いし合っているので、司会台本をお渡しすれば、あとは問題なく進行して下さいます♡(感謝!)
生徒の司会は事前に希望者を募り12名が応募。
2名ずつ組み合わせ、2部のアンサンブル全てを、プログラムのセクションごとに司会してもらいました。
2部は、生徒が選んだ好きな曲を、親子だったり、友達とアンサンブルします。
それも様々な楽器のアンサンブルなので、司会の説明で分かるようにしっかり台本を作りました。
事前読み合わせの練習にzoomオンラインを使ったのですが、これがめっちゃ便利でした♡
学年も学校も違う生徒が2人一組になるので、予定組んで来てもらうには無理があるけど、オンラインなら自宅でOK♡
便利な世の中ですね😊
進行表の代わりに写真を載せておきます👇
1部のプログラムは影マイクで

2部の司会の生徒
手前に座っているお手伝いの先生に生徒司会の進行を見守って頂きました。
演奏者の動きを目で追っている様子が分かりますね。

司会終了後、きちんとおじぎをしています♡
素晴らしい👏

進行表のまとめ
ホールで発表会を行う際は、たくさんの方々の手を借りなければなりません。
その方々のリハーサルを行う時間(も予算)も限られるので、「進行表」が全てです。
そのためには
時系列に沿って
誰がどこで何をするのか一目で分かること
が一番のポイントだと思います。
そのために
イラストを使ったり
照明さんには文字ではなくカラーペンで記入したり
するのも良い方法です。
今回は
進行表に特化しましたが
発表会の事前準備はまだまだあります😅
・リハーサル
・プログラム
・お知らせ
・演奏以外の催し
少しずつ、カテゴリーに分けてupしてゆきますね♪
発表会開催でお尋ねになりたいことがございましたら
下記フォームよりご送信下さい👇
2025.4.14 ゆとりレッスン, ピアノレッスン
4月のゆとりは、初めてゆとりレッスンに参加する新1年生もいるので、楽しく手のフォームを作る「大きなお手玉」練習をしています。
なんと今年は、私主演の動画を作りました🤣
限定配信にしたので、ここにはupしませんが(苦笑)
ステップ5までの段階を作り
バスティンで購入した大きなお手玉(当時1個/¥1200)を2個使用。
今回は、柔らかい手首と、掴む指に重点を置いてステップを考えました。

こんな感じで動画を見ながらステップアップします。
流石に高学年はあっという間にステップ5までできますが、低学年は「掴む力」が弱いので、お手玉を落としてしまいます。
落としたらそこでアウト!なので、来年に持ち越しです😅
2025.4.12 ゆとりレッスン, ピアノレッスン
毎月、レッスン前後の15分に「ゆとりレッスン」と称して、ピアノを弾くために必要な身体の作りやワークを始めて10年。
原則小学生のみで、レッスンの30分と合わせるとレッスン室の滞在時間は合計60分。
生徒に随分定着してきました♪
2023年にヴァージョンアップしたゆとりレッスンの様子はこちら👇
「ゆとりレッスンヴァージョンアップ!」
あれから2年。
更にアップデートしました👍

することは2023年にヴァージョンアップしてからほぼ変わってないけど、ステップアップを一新しました✨
(ちょこっとだけ😅)
1,2月は発表会の曲で皆さん切羽詰まっているので(苦笑)、ゆとり時間は音楽を聴いてリラックス✨してもらってます。
選曲は、発表会で演奏する曲を毎週5曲ずつyou tubeでupしてオフラインダウンロードしてます。
あ、3月の「レッスンノートを完成させよう」は去年から取り入れました。
3月は発表会も終わり、行事も多い月だし、年度末のまとめとして丁度良い課題のようです。
今年はこの課題にしたおかげでレッスンノートをまとめていない生徒も、きれいにまとめていました。
それから、
毎月の説明動画も作るようにしたので、「up date!」と言うことで、間違いないでしょう(笑)
月別の「ゆとりレッスン」の詳細は、毎月ブログにupするのでそちらを参考にして下さい♪
2025.4.6 ピアノ発表会
2025年3月2日、福岡市中央市民センター大ホールで
第45回ピアノ発表会(演奏会)を開催しました。
その頃は、日々することの多さに
ブログを書く時間も取れず
発表会に関するブログを全く書いていませんでした(反省)
あれから2ヶ月以上経ちますが
発表会の様子
発表会までの準備など
少しずつ分けてupしてゆきます😊
第45回ピアノ発表会(演奏会)概要
今年の発表会は大ホールでの開催。
小ホール/大練習室と隔年で開催するのは?こちらのブログを参照👇
「発表会、大ホールと小ホールで行うのは何故?」
大ホール行う時は3部構成で行っています。
1部ソロ演奏
初めて発表会出る生徒は連弾演奏しますが、それ以外の生徒は基本、暗譜でソロ演奏します。
※写真は全て友人が舞台袖から撮ったものです

2部アンサンブル演奏
・親子アンサンブル
・友だちと連弾
など、アンサンブルの相手と選曲は自由です。
今年は
親子/友だち連弾の他に
フルート、ベース、ギター、アルトホルン、と多彩な楽器との共演が実現しました。

そして
全員、ドラムの先生との共演です🥁
この初体験は、こども達の音楽にたくさんの影響を与えたことと思います♪

3部全員合奏
毎回全員で「何か」を行う第3部。
今年は「ハンドベルアンサンブル」に挑戦しました。

全員が主役で演奏できるよう3つのグループに分け
低学年のグループ
「春の小川」
中学年グループ
ビバルディの「春」
高学年グループ
サビから全員で
森山直太朗の「さくら」
2部の司会は、希望生徒にお願いしました。

この他に、はじめの言葉と終わりの言葉は毎年、その年入会した生徒さんにお願いするのですが、今回高学年の生徒さんにお願いしました。
※残念ながらはじめの言葉の写真はなし😓
👇終わりの言葉は小学卒業の仲良しのリハーサルの様子です。

今回のブログは、発表会全体の概要のupです。
時間をかけて、それぞれの詳細をupしてゆきます。
これから発表会を開催する人の参考になれば幸いです😊
2025.3.29 生徒のこと, 自分のこと, ピアノ教室
嬉しいことがあったのでご報告♡
1つ目
小1の男の子の保護者から、今期もらった通知表の音楽がオールAになりました、と嬉しいご報告を頂きました✨

1学期はオールBだった音楽が
2学期からオールAに👏
せっかく習ったピアノです。
学校の音楽にも活かせたらいいな、思いながらレッスンしています。
初見の欄にも👇

私も夢が叶った嬉しいご報告でした🤗
2つ目
中々声が出せない小1の女の子。
レッスンノートも
「むずかしいです」
「わかりません」
の文字が多かったのに、勇気を出して今回の発表会に挑戦しました。
それだけでも私は満点だったのに
発表会が終わってその子から手渡された手紙に思わず♡

嬉しくて涙でそうでした😂
嬉しいご報告3つ目。
いくつになっても花をもらえるのは嬉しいことです。
それに「ありがとうございました」って添えられると
嬉しさのあまり泣いちゃうじゃないですか😂
こちらこそ、ありがとうございました♡

2025.3.26 ピアノレッスン, レッスンノート, レッスンアイディア, ピアノ教室
3月は
引っ越し、進級、習い事の事情などでピアノレッスンが終了する生徒
新しく入会する生徒で
寂しさもありますが、それぞれの新しい道を応援しつつ、新しい生徒さんとのレッスンも楽しみです。
さて、今週は年度末と言うことで
新しい旅立ちのステップとして
ピアノレッスンが終了する生徒さんの終了式が3組控えています。
例年より少ない?
昨日はそのうちの2組を送り出しました。
終了式とは
長年習って来た「ピアノ」を様々な事情で辞めたあと
何となく辞めてしまうと
合唱コンや何かの演奏会で
ピアノレッスンを再開したいけど、「辞めます」の連絡だけで辞めたから何故か気まずくて、
「ま、いいっか・・・」とせっかくの再スタートを見送った経験はありませんか?
過去にピアノを習ったことがある方の話で
そんな話を良く耳にします。
私の生徒はそうならないよう
理由に関係なく
「いつかまた弾きたい♡」
「この場面で弾けるようになりたい」
と思ったとき
こだわりなく再スタートができるよう
締めくくりとして
終了式を行っています♪
終了式って何をするの?
別に大袈裟なことはしません😊
ほぼほぼ通常のレッスンと変わり有りませんが
ラスト10分くらいで
今まで*習って来た記録をお返しして
最後に「好きな曲」の動画を撮り
ツーショットの写真を撮って終了♪
と~ってもシンプルですw
習ってきた記録
これが一番大切かな~。
私のレッスンでは「レッスンノート」をとても大切にしています。
ただの連絡ノートではなく
・何を習って
・どう自分に活かしたか
いわゆる
インプットとアウトプットです。
レッスンノートについては
他のブログに詳細書いているので
検索してみて下さいね。
毎年お渡しするレッスンノートに対し
古いレッスンノートは
全て年代ごとにまとめてこちらでお預かりします。
その理由も
レッスンノートのブログに書いているので
ぜひ読んでみて下さいね。
終了式では
今まで書き留めた歴代のレッスンノートを
年代ごとにまとめて全てお返します。
写真は3人分の「記録」です

・歴代のレッスンノート
・レッスンで撮った写真のミニアルバム
などなど
今回、5歳から12歳まで
7年間習った生徒がいたので
レッスンノートの量が、1冊のバインダーに綴じきれず
2冊になっていますw
「終了式」のまとめ
毎年この時期になると
何らかの理由で必ずピアノレッスンを終える生徒がいます。
ピアノレッスンは個人レッスンなので
「子育て」のような気持ちになることも多々あります。
(こどもはいませんがw)
その子供たちが巣立っていく・・・。
言葉では
「元気でね~👋」
って見送っているけど
やはり寂しいです😓
こどもたちが
長年書いたレッスンノートをお返しするときに
必ずかける言葉があります。
以下の文章を校正して。
「いつかまた、ピアノが弾きたくなったら、このノートを広げてごらん。このノートには、どうやって弾いたらいいのか、あなたが悩んで切り開いたい記録が全て書いてあるの。必ず役立つときが来るよ」
習いっぱなしにしない。
ピアノを習った記録と記憶を
未来の自分の糧にする。
これが私の、レッスンスタイルであり
今回の終了式です♪
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