コードの大きな壁
最近、「コード」について色々お話(セミナーかな?)をさせて頂いて気になったのが
ピアノレッスンにコードを取り入れるさい
そこには高い壁があると言うこと
です。
このブログで何度も書いてますが、私がコードに出会ったのが14歳。
そのおかげで、音楽の仕事も広がったし、ピアノレッスン以外のお仕事もいっぱいしました。
(私の音楽人生はこちらからどうぞ➡「3歳から始めたピアノ」)
また、レッスンにコードを取り入れることで
楽譜に縛られることなく
自由に演奏する楽しさも
生徒に少しずつレクチャーできるようになりました。
その「効果」を、他の先生方にもお伝えしたくて
コロナ禍で学んだオンラインを利用し(コロナ禍が気になるけど)
zoomを使って、遠方の先生方にもお話することができようになりました。
でも、
お話してゆくうちに
ピアノは弾けるのに、コードのことになると
・手が動かない
・頭が真っ白
・何をどうして良いか、どう理解したら良いか分からない
と言う、大きな壁に阻まれている先生方が多いことに気付きました。
・音符も読めるし楽譜も知ってる。
・コードもそこそこ読めるし、メジャーとマイナー理解もできる
・演奏力は私なんかよりがぜん素晴らしい先生たちばかり
理由は…
コードC=ドミソ
この固定概念でした。
Cと書いてあったら「ドミソ」を弾く
Gと書いてあったら「シレソ」を弾く…。
つまり
古典時代の大作曲家の和音の形=コード
(誰とは言わないけど、MとかBとかCさんかな😂)
この概念が大きく立ちはだかっているように思いました。
コード弾きのパターンも
・ジャンジャン弾き(ギターで言うストローク)
・アルベルティ
・アルペジオができれば👌
(誰とは言わないけど、大作曲家の名前が浮かびそう😂)
そして、一番の大きな壁が
ボイシング
クラッシックで言う和音の転回型。
ズラッと並んでいるコード。
例えば C F Dm G
思いつく弾き方は
「ドミソ、ドファラ、レファラ、シレソ」の和音
もちろん間違いじゃないです👌
でも、それ以外の弾き方は?
その弾き方、そのメロディーに合う?
(ハーモニーとかじゃなくて、曲想が)
皆さん口々に仰るのが
「ワンパターンでしか弾けない😭」
でした。
ボイシングの理解
では、どうしたら良いのか?
どうか
C=ドミソ
の概念を払拭(最近はやりの言葉ですね)して下さい。
Cと言うコードはドミソではなく
ドとミとソで弾くハーモニー(響き)です
C=1,3,5
で弾く指番号も忘れてほしいです。
もちろんドミソでも弾けるけど、他にもいっぱい組み合わせはあります。
こちらのサイトに、ボイシングのことが詳しく書いてあります。
私がずっとしつこくコードで話している
「ドとミとソ」
音と音間の「と」についてもかいてあります。
👇
ボイシングとは
伴奏のパターンはイメージで
コードの音を自由に10本の音で奏でられたら、次はどうその響きを演奏するかです。
ピアノの先生の場合は、
幼児の伴奏が自由に弾ける♬
これが理想であり、コードを理解する醍醐味だと思います。
たとえば、メロディーを幼児が弾いているとします♪
(きらきら星とか?)
講師は、わざわざ楽譜棚から伴奏譜をだして来て
開いて
確認して…
としている間に子供は飽きてしまったり、待てずに手遊びしたり?
とまではいかなくても、
サッと一緒に弾けたら心地良いし、子供も飽きずに音楽を楽しめますよね♪
コードの意味も分かったし
和音も転回型(ボイシング)で弾ける!
でも
アレンジが毎回同じ…😶💦
元気のよい男の子のきらきら星も🌟
気の優しい女の子のきらきら星も🌟
毎回同じでジャンジャンジャン♬
もしくはタリラリラ~ン♫
こんなとき、色んなアレンジで弾けたら良いのに~😭
って皆さん仰います。
でもどうしたら?
「どう弾きたいか?」
イメージして頂きたいです。
講師の方々は、「弾く」技術を持ってらっしゃいます。
・和音のスタカートで弾きたいのか
・柔らかい8分音符のアルペジオで弾きたいのか
・動きのあるアルベルティで弾きたいのか
・広がりのある両手のアルペジオで弾きたいのか
・4拍子だけど三連符でのアルペジオで弾くだけでニュアンスが変わります。
・同じく16分音符のアルペジオで弾くと躍動感が出ます。
どんなイメージで、生徒と伴奏をしたいのか想像しながら
(生徒がメロディーを弾いているので講師は)
・左でベース音を
・右手でコード音を
または
・両手で全てコードを弾くときは、いちばん低い音にベース音を
・アルペジオのように分散させる時は、1拍目にベース音を
するだけでも変わります(^^♪
な~んて文字にするのは簡単だけど、いざ実践するのは大変ですよね💦
コード演奏をどうしたら良いか分からないときは、どうぞ下記フォームから自由にお尋ね下さい。
私で分かることでしたらお答えします。
今後、無料オンラインセミナーも行う予定です。
有料ですが、オンラインで個人レッスンも行っています。
ご連絡お待ちしています(^^♪
2021.7.24
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