著書「生徒がやめないピアノ教室」のおかげで
たびたびこのブログでも書いている、「レッスンノート」
2013年に、ルーズリーフで作り始めて9年目。
レッスンに、生活に、様々な効果を発揮しています✨
ノート作成前までは、B5サイズ罫線だけのノートと各生徒に持たせて、その日のレッスンのことを書かせていたけど、そのノートでは「そのとき」だけ。つまり「次」へつながらないんです。
「旧レッスンノート」のブログ
試行錯誤の中2013年見つけたのが、故益子祥子先生の
「生徒がやめないピアノ教室」
その時の私のブログ
「2013年9月1日のブログより」
翌年、上の書籍の「ピアノレッスンノート」が出るまでの間、「生徒がやめない教室」中に書いてある先生のレッスンノート作りを何度も何度も読んで、遂に2013年の冬休み、オリジナルレッスンノートを作りました🎉🎉🎉
そして2014年1月から生徒の配布したんです♡
その時のブログより
「2014年1月4日のブログ」
益子先生の本と出会っていなかったら、今のレッスンノートは作れず、きっと悶々とした日々を送っていたに違いありません(笑)
2014年2月14日、福岡で開催された益子祥子先生の「ピアノレッスンノート」セミナーより
祥子先生、ありがとうございました♡
その後、先生は「ピアノレッスンノート」を市販されます。
👇
「ぐんぐん伸びる!ピアノレッスンノート」
「次へつなげる」レッスンノート66ページ!
祥子先生に許可を頂き、オリジナルレッスンノートを作り続けて9年!
毎年改定しながら、今年も4月から1年間使うノートができました✨
全30ページ
それと、核となる「レッスンで分かったこと」36ページ!!
合わせて66ページのレッスンノートです(多い…)
1~4ぺージ
小さくて見えない…?😅
サイズはB5
全てルーズリープに印刷
両面なので、上記4ページで2枚です。
使用している用紙は
両面印刷しても、映りこまないので毎年大量にまとめて購入してます。
今年の表紙
5~8ページ
左から
・持って来るもの
・月謝と発表会の領収
そして、
・練習がんばりましたカレンダー
1年分!
9~12ページ
2022年1月
2021年の1年間のシール枚数を数えてもらい用紙に記入→1月の最初のレッスン日に提出。
枚数によって表彰&賞品を渡しました🏆
「練習がんばりました大賞」
(詳細ブログに書いています)
シールの貼らせ方にもちょっと工夫が要ります☝
詳細、別ブログに近日書きますね📝
13~16ページ
13,14ページは、レッスンで頑張ったらもらえるシールを貼るページ。
上記は幼児用と小学生から使うシートを貼ってますが、生徒はどちらか1枚を使ってます。
ただ、これにも種類がいっぱいあって
生徒が満シール後、新しいシールをもらう時にワクワクさせる(笑)のも、練習がんばらせる手の内の1つです😁
15ページは年間行事
日程分かるものは、先にここに書いて予定を確保してもらいます。
16ページ
録画した曲を書くページ。
1年間で15曲以上録画した生徒は良いことあるよ~🎁
17~20ページ
年
17ページは今年新しく作りました。
録画した作曲家の年代と国を調べて、4期に分けて書くことで、ちょっとだけ音楽の歴史が分かるページです。
18ページ
意外に人気のあるページ
「弾きたい曲、弾いてみたい曲」
学校やテレビで聴いたことのある曲をここに書いてストックします。
楽譜が変わる時に、好きな曲が弾けるのでここから選んでます♪
生徒の好きな曲の傾向も分かるので便利なページです。
19.20ページ
「夏休み調べ学習」のページ🏝🏖です。
テーマは毎年少しずつ変わるけど、ほぼ「音楽」のこと。
幼児科も音楽の本を読んで調べてます。
偉いな~。
21~24ページ
21.22ページは発表会の記録ページです。
演奏前と終了後の感想も書かせるようにしてます。
23.24ページ
楽譜に出て来た音楽記号はすべてここに書きます。
ここで覚えて、1月の音楽かるたに備えます♪
25~28ページ
毎年1月に音楽記号を覚える音楽かるたをします。
特に記号を覚える時間やレッスンはありません。
1年間のレッスンの中で少しずつ覚え、幼児科~中学生まで冬休みに一気に暗記してきます(笑)
感染予防のため、2年続きでオンラインにしましたが、音楽かるたの歴史は長く(大袈裟!?)
2004年ごろからグループでしてきました。
「オンラインで音楽かるた」ブログより
さ、ノートもいよいよ最終ページです!
27.28ページ
「冬休みにしてくること」
1年間の締めくくりのページです。
冬休みのがんばること3つを書いて、冬休みどのくらい(時間)練習するのか、ここで宣誓します(笑)
そしてその裏にある
「20〇〇年をふりかえって」
それぞれ、1年間書き留めたレッスンノートを見ながら、それぞれおの項目を3つずつ書きます。
・「レッスンで分かったこと」の中で大切なことを3つ
・「練習でわかったこと」の中で大切なことを3つ
・録画した曲の中で得意な曲を3曲
・にがてだな~と思ったことを3つ
・〇〇年(翌年)ピアノでかなえたいこと♪
1年間書いたレッスンノートが書きっぱなしにならないよう、1年間の最後に必ずレッスンノートを見直します。
レッスンのノートのコア
1番大切なページが最後になりましたが、
このノートのコアとなる下記のページ1年分36ページが、写真の関係でページが前後してますが14ページの後にド~ンと入ります👇
今年は久しぶりにちょっとだけリニューアルして
左の欄の
「レッスンで分かったこと」
→
「練習してくること(くわしく)」
右の欄の
「練習して分かったこと」
→
「練習して分かったこと/わからないこと」
に
それぞれニリューアルしました✨
このページの特徴である
左の欄が
インプット
右の欄が
アウトプット
左右に分けて自分で書くと
現状の分からないを次どうしたら良いか
確認→視覚化
されます
つまり
何を練習してくるのか、具体的に自分で書く📝
具体的に=どこを何回など
それが1週間練習してどうだったか
分かったのか
分からなかった
では
どこが分からなかったのか
これまた具体的にノートに書くようにしています。
これこそが、私が長年悩んでたどり着いた
「次へつなげるノートの効果」です
また
下のマスにある「おうちのひとから」はただの「見ました」を書くのではなく、「応援メッセージ」を書くようにお願いしています。
ここを書いてもらうだけで、こども達には、1人でピアノを弾いているのではなく、家族に応援してもらっている、と言うことが練習のモチベーションにつながります。
実はこの「応援メッセージ」と言う「良いところを見つけて言葉にする」と言う身近な文は、様々なところに発揮されています。
たとえば、
毎回発表会では、全員演奏を聴きながら「応援メッセージ」を記入してもらいます。
奏者の良いところを見つけて言葉にするのですが、
いつも保護者から応援メッセージを書いてもらっているので、生徒の言葉もまるで「審査員」のようです(笑)
具体的に良いところを見つけ文章する。
こういうところにも活かされています
レッスンを次へつなげるために
1年間書き溜めたノートは、B5サイズの茶封筒に入れて年度末に先生に預けます。
それを、アマゾンの空き箱が丁度良かったので、年度ごとにストック
退会する生徒の修了式の時、今まで預かったノートを全てまとめてお返しします。
預かる理由は、
書き終わったページを生徒はどうしているか?
って考えた時、きっと山済みのプリント中に埋もれるだろうな~😅って。
がんばって書いた1年分のレッスン記録。
きちんと残して次へつなげたい。
そういう思いでお預かりしています。
レッスンノートは、レッスンの中でとても大切にしていることの1つです。
「習いっぱなしにしない」
「教えっぱなしにしない」
次へつながるレッスンにしたいから
今年度も新しいレッスンページにどんどん記入してね~📝
2022.3.14
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