短いレッスン時間内にレッスンノートを書くのは手間取るものです。
書くことに時間費やすより、弾くことに時間をたくさん使いたい!
でも、レッスンノートに
・何をしてくるのか
・どこをどんなふうに気を付けるのか
書いておかないとこども達は忘れてしまいます😅
もちろん楽譜にも書き込むのですが
ノートにまとめると、視覚化でき「次へ」つなげることができます。
*「次へつなげるピアノレッスンノート」
読んでない方はクリック👆
そこで!
時短ノート書き📝その1「色分け」
写真があまりないので説明上手くできるか心配ですが、時短で工夫している4つのことについてお話します
◆色分け
文字通り、色鉛筆を使う時短です。
予めレッスンでは色が決まってます。
と言っても、説明するのではなく、ずっと決められた色を使うことで、こども達が自然に覚えてくれます。
たとえば指番号は赤
楽譜に〇を書いても注意し忘れるときは、ノートに赤のアンダーラインを引き、そこにどこの指番号か、具体的に書かせたり、アンダーラインの上にゆびばんごう、と書かせたりします。
スラーは緑、表現力の言葉はピンクなど。
楽譜に書き込んだと、その色のマーカーでレッスンノートに線だけを引き、
「何に気を付けるのか覚えた?それをレッスンノートに書いて来てね」
と、私はライン引き迄で書きません😁
が!
レッスンではたくさんのことを習うので、覚えられませんよね💦
そこで使うのが…
時短ノート書き📝その2「頭文字」
◆頭文字
気を付ける言葉の頭文字だけを先ほどのアンダーラインの上に書きます📝
見えるかな?
ちょっと説明文とは異なるけど、頭文字のノートの写真、1枚だけありました😅
レッスンノートの真ん中あたり
う
ゆ
ひ
しか書いていません。
でもレッスンでは、
「うたいます」
「ゆびたっちします」(印済み)
「ひきます」(ホントは「ピ」と書くところ「ひ」になってる💦
(ピアノをひきますと言いたい…)
ピアノランド5番では
ふ
つ
だけ🤣
ふ=ふんわりの手
つ=つなげて弾く
レッスンで説明済みなので、覚えておかないと、ノートにも書けないし練習もできない😱
そんな「オーマイガット💦」にならないように、みんな必死で覚えて、レッスン終了後ノートに書いて練習してきます。
とは言え、何を書くか覚えてなくて忘れる子もいるのよ~😁
そんな子は、家でお母さんにがっつり怒られたり😣
メールや電話で
「先生、今日何て言ったか教えて下さい」と連絡が来たり(笑)
でも、今ではほとんどそういう生徒もいなくなりました。
レッスン終了後、忘れないうちにサササッとノートに書いているようです📝✨(素晴らしい)
時短ノート書き📝その3「頭文字」+「虫抜き」
◆虫抜き
昔、歴史の試験にこういうの多くなかったですか?(笑)
レッスン中、大切なことや書いてほしい言葉は、
「( )を( )て(リ )をする。( )弾く」
👆このときのノートは
「(16分音符)を(取り出し)て(リズム練習)をする。(正確に)弾く」
この方法はとても不親切な書き方で(苦笑)、時には頭文字がないときも。
そのため理解力が要るため小学4年生以上が多いですね。
時短ノート書き📝その4「1分以内」
◆1分以内
中学生以上になるとノートの書き方もまとめ方も早いので、1曲の終わりにストップウォッチを使って
「今日のその曲で分かったことを1分以内に箇条書き~」
を良くします。
この頃になると、ノートの書き方も慣れているので
1分もかからず書いてくれる生徒が多いです。
ただし、
「今日分かったこと、4つ以上あったよね」(この数はいつも大体…です😅)
「その言葉が入っていたらOKだよ~♪」
がキーワード。
時には、的を得ていない生徒もいるので、この一言は必須☝
それでも大切なことを書けてないときは「頭文字」で書いて来させます。
あくまでも時短。
レッスン中に余計な時間を掛けません😁
最後に
時短ノート書き📝その5「幼児科」のノート
◆幼児科
年長になると、少しずつ字も上手に書けるのですが、やはりそこは時短につながりません。
うちの教室は、小学入学まで必ず保護者同伴にしています。
なので、幼児科のレッスンノートは全て保護者が書きます📝
が!
これでは生徒本人のためにはならないですよね~。
そこで、
レッスン中のノートを書く📝のは保護者様なのですが
このノートはわたし(ぼく)の!
って意識をわすれてほしくないので
➀レッスンが始まって、レッスンノートを私に見せるとき、もちろん生徒が自分で開いて私に見せる
②保護者が書いた各ページに、文字は書けなくても「練習したよ」のシールを貼る
③レッスンノートのチェックが終わったら、保護者(お母さん)に「おねがいします」と言って手渡す。
ここがポイントです☝
あくまでも、これは自分のノート。
今は字が書けないので、お母さん(お父さんに)に書いてもらっている、と言う意識をわすれてほしくないんですね。
④レッスン中
保護者が書いたレッスンノート
こどもが読めるように、全部ひらがなで書いてます(素晴らしい✨)
ところどころだけど、こども達が自分で書いた字やシールが貼られてます。
レッスン終了後は
がんばりましたシールを貼っておしまい♡
レッスンノートの書かせ方📝まとめ
レッスンノートは、あくまでも生徒自身が書いて(インプット)、見直し(アウトプット)て、初めて効果が出るノートです。
たとえまだ字が書けない幼児科さんでも、今は書いてもらってるけど「これはわたしの(ぼくの)ノート♡」と言う気持ちは持っていてもらいたいですね。
ちなみに、幼児科さんが小学校に上がるまでに一人でノートが書ける準備は、入学年の1月から。
2冊のテキストの内、1冊だけ「色分け」したり「頭文字」だけを私が書いたりしながら始まます。
珍しく動画がありました🤗
レッスンノートの書かせ方
初めての日
ノートの書き方は、いつもお母さん(お父さん)のを見ているので、初めてでもとても上手に書くことができます。
「次へつながるレッスンノート2022」にも書いているように
「習いっぱなしにしない」
「教えっぱなしにしない」
そして
「書かせっぱなしにしない」
(なんか言葉が変…🙄?)
そんなノートを効果的に使ってゆきましょうね📝
ピアノレッスン, レッスンアイディア, オリジナルレッスン教材, レッスンノート
2022.3.17
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