ピアノに出会えて良かったことが数えきれないほどあるのに、文章として形に残したことがなかった。

音楽の不思議や
あ~幸せだった♡こと。
時にはピアノを習っていて良かった(^^♪
って記事は書いたことあるけど
改めて「ピアノに出会えて良かった♡」と書くのは初めて。

去年、新型コロナが猛威を振る中60と言う歳を迎え、人生節目の年になった今
自分が向き合って来た「ピアノ」のことをきちんと残しておこうと思いこのシリーズを決めた。

時系列でなく、しかも主観的に書くので、レッスンのホームページにふさわしいかどうか分からないけど
これからピアノを始めようと思う人
ピアノを続けている人
ピアノを辞めようか悩んでいる人に
少しでも背中を押すきっかけになれば
それこそ「ピアノに出会えて良かった♡」ことになる。

 

ピアノに出会えて良かった

私がピアノに出会ったのは1969年、９歳のときでした。
初めての習いに行ったのは３歳のとき。
地元のカワイオルガン教室♪
そうオルガンなんです♬
今じゃ考えられないけど、オルガンが普通の時代でした（笑）

丁度こんな感じ👇
「ライフコラム経済半世紀」より

 

兄と一緒にオルガン教室に通ったけど
母曰く、3歳の私は手遊びばかりして全くレッスンに集中していなかったそうです😅

でもね、当時の「はじまりの歌」は50数年経った今でも覚えてる♪

「さぁはじめましょう～♪　みんなでうたう～　す～てきなひびき～
心をあわせ～、心をあわせてさぁうたいま～しょ～♪」

だったと思います😅

別にカワイの回し者じゃないけど、当時の音楽教室の様子がyoutubeにありました😍
60年代は正しくこんな感じ👇
「カワイ音楽教室60周年記念」

 

ピアノとの出会い

９歳までは引っ越しが多く、中々腰を据えて始めることができなかったんですね。
そう、私の人生を変える（大袈裟！？）ピアノに出会ったのは９歳のとき。

その衝撃的な出会いは後述するとして、
母に連れられて行った街のピアノ教室は幼稚園の教室のようなところ。
そこにあの黒い物体がデ～～～ンと鎮座して
その周りにこども達が数人群がってました。（笑）

 

私はみんなより１歩後ろで、先生が弾くピアノに見とれて立ってるだけ。
歌を歌ったような気もするし、その後のことは何にも覚えてない（苦笑）

実はそのピアノ教室に通ったのは２～３回。
教室に通い始めて間もなく人生４回目の引っ越しをしたんです😓

そのピアノ教室に通うきっかけは城島小学校であった学芸発表会。今で言う音楽発表会です。

 

２回目の引っ越しをする小１まで、オルガン教室に通っていたこともあり何となく音符も読めたし、何となく両手でも弾けたみたい。
でも、その後約２年間、色々家庭の事情の引っ越しで全く音楽教室には通ってなかったし、鍵盤にも触れてなかったんですね。

そんな城島小学校で、オルガン経験者と言うことだけで、学芸発表会の合唱のピアノ伴奏に抜擢されたんです😱💦

嬉しかったのか、ヒェ～💦だったのか全く覚えてない😂

 

実は、その当時、家にはオルガンもピアノもなかったので
家では紙鍵盤を当時のミシンの上に置いて練習してました。
こんなミシン👇

良く覚えてないけど、左の伴奏もブンチャッチャッチャッ、ヤタタタ(アルベルティ)で勝手に作ってたので、もしかしたら伴奏譜はなかったのかも😶💦

 

学芸発表会は11月の体育館。
２年前にオルガンを習っていただけなのにいきなりの抜擢。
しかも体育館は憧れのグランドピアノ！！
正しく「ヒェ～～～」です😅
北風ビュ~ビュ～で、両手がかじかんでいたのを覚えてます。

タイムマシンがあるなら、
当時どんな演奏したのか
凍える体育館で初めて弾いたグランドピアノはどんな感じだったのか
９歳の私に聞いてみたいですね♪

ちなみにその時の曲は
こぎつねと富士山

どんな伴奏弾いたのかな～。

 

「私のピアノ」との出会い

母にとって、私のデビュー戦は衝撃的だったんでしょうね。

当時貧乏だった我が家は、その街に母子で引っ越し。
父は広島に出稼ぎに行ってたんです。
（単身赴任とも言うが、当時は出稼ぎって言葉がピッタリ）

大きな工場の敷地に2DKの小さな社宅。
決して裕福じゃない我が家に、何と…！！！！

ピアノがやって来た！！！

 

周りは田んぼだらけの田舎町
我が家は社宅に住む決して裕福じゃない家庭
ましてや父親は出稼ぎ中（笑）

な～～～ぜ～～～😱！？

今にして思えば、11月にあった学芸発表会を見た母が
経済的に無理をしてでも私にピアノを習わせたかったんだと思います。

そんなわがyにピアノがやって来た日
今でもしっかり覚えてます♡

狭い２DKの社宅（１軒屋の1階だったので置けたのかも）の6畳間の壁際に
その黒い物体がデ~~~ンと鎮座（笑）

ピアノの運搬業者と一緒にやって来た調律師の方が
すごく丁寧に私に話しかけてくれて
1音1音澄み渡るように美しい音を聴かせてくれました。

そして調律の最後に
ピアノの端か端までダダダダダ～～～ッと、すごい速さで弾いた半音階が今でも目と耳に焼き付いています😳

 

オルガン/ピアノに出会って57年

「ピアノに出会えて良かった♡」
シリーズ化の１回目は、書いた日がレッスン休みの日だったのでちょっと長文になってしまいました😅

これからは思いつくまま
短いときもあれば長文のときもあるかも（笑）
街の小さなピアノ教室の57年間の出会いを少しずつ書き留めてゆきたいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました♡

自分のこと

2021.4.29