2019.5.11 ピアノレッスン, 自分の音楽のこと, レッスンアイディア
1981年。地元の短大ピアノ科を卒業後、大手楽器店にも属さず、肩書も免許も持たず、いきなり町のピアノ先生になりました。
元々商売人の家計。人に雇われるより自分で開拓してゆく方が性に合っていたんだと思います。
が…!
何の指導書もなく
「ハイ今日からピアノの先生です!」と言われてもどう教えたらよいのか…( 一一;
砂漠で地図も持たずに歩いているようなもんです。
そんな時、藁にもすがる思いで出会ったのが
大村典子先生の「やる気を引き出すピアノレッスン」

1982年4月出版なので、ひよこ先生1年目に出版されて即買いしたようです。
おまけに30数年の本なので装丁も失いうえアンダーラインや書き込みがすごいことになっています(笑)
たった1冊でしたが
どれだけこの本に救われたことか。
その後先生の出された本はできるだけ読んで自分の「指導書」として使って来ました。

今日ある発表会の工夫も全て先生の本の中から得たアイディアです♪
その後、書き込みで本が真っ黒になった「やる気を引き出すピアノレッスン」は
2002年に再購入。装丁も中身も奇麗です(笑)
その後、音楽人生紆余曲折して(その時の詳細はこちらをご覧ください👉「39年の音楽人生」
改めてピアノの先生のことを考えた時、
忙しい「時間」が邪魔をして自分の首をしていました。
そこで出会ったのが
籐拓弘先生の「ピアノ講師の仕事術」

先生の著書のおかげで隙間時間が出来、毎日
呼吸しながらレッスンできるようになりました♡
今でも振り返り読む私のバイブルです📚
そして私のピアノレッスン変えたこの1冊(左の著書)
益子祥子先生の「生徒が辞めないピアノ教室」
演奏の仕事も辞めてピアノレッスンに本腰を入れようとしたとき
過去の教え方じゃ生徒はついてきてくれない
どうしたらいいの…?
と、人生2回目の砂漠の迷子(笑)
先生の本に出合う前に考えていた「レッスンノート」もどうやって作ったらいいんだろう…、
と迷っていた時の救いの1冊でした❤
☆益子祥子先生のブログ「しょうこ先生の日々」
大学卒業後、楽器店に入れば教え方のノウハウもセミナーもお膳立てしてくれるのに
何故か1人でどうにかなるさ♡
と粋がっていたひよこ先生時代。
どうにもなりません(一一;
どうにかできたのは、素晴らしい先生方の著書に出会えたからこそ。
昨日、益子祥子先生作詞、後藤ミカ先生作曲合唱曲「笑顔のたね」が掲載されている
教育音楽 小学版 4月号が届きました♡

今年は合唱にも力を入れて行こうと思います♪
2019.5.11 ピアノレッスン, 大人&シニア世代のピアノ
昨日はこども達のレッスンを挟んで、お昼時と20時台に大人のレッスンがありました。
午前中からお昼の時間はシニア世代、遅い時間は退社後に来られる方が多いようです。
お昼時のシニア世代方のレッスンで、とても貴重なお話を頂きました♪
シニア世代はピアノが憧れ
仕事もひと段落、子育てもひと段落した世代は、ようやく自分の時間を見つけて
何かしら趣味を広げているそうです。
そんな中、「ずっと憧れていたピアノを弾きたい❤」
と願う人は少なくなく、つまりと~~~ってもピアノを弾きたい❣️と思っている人口が多いってことなんですが
やっぱりピアノなんて無理~~~💦
が本音?
そうなんですね。
こういう声、良く耳にします。
音符が読めないのにピアノなんて…
ピアノなんて高価すぎて買えない…
個人レッスン…!?
宿題…、できないかも
レッスンついていけなかったら…!?
などなど。
もっとあるかも…!?😳
好きなのに、憧れなのに、ピアノ弾いてみたいのに
もったいないですよね。
昨日のシニア世代の生徒さん曰く
始めの1歩に ものすごい勇気がいるんです😢
ですよね〜💦
きっと今来られている大人&シニア世代の方々もものすごい勇気を振り絞って来られたことと思います。
お越し頂いたことに感謝♡
連絡頂いたことに感謝です🙏
一昔前までは、楽譜が読めないとピアノは弾けないとか、
ピアノがないと習えない
と言う習慣もありましたが今はずいぶん時代も変わりました♪
まず楽譜
(著作権の関係で楽譜の写真は載せられないのですが)
音符は音符でも無理なく自然にピアノが弾きやすい楽譜が今はたくさん市販されているんです。
「音符が読めないので諦めます…」
きっとたくさんのそんな声を聞いた著名な先生方が試行錯誤して作られたんでしょうね。
私もセミナーを受けて楽譜の使い方を覚えたのですが
分かりやすい
見やすい
覚えやすい
と良いことづくめ♡
次に皆さんが足踏みをしてしまうピアノ🎹
一昔前は
黒くてでっかくてピカピカ✨して
居間に鎮座していました(笑)
時代は分かりましたよ~。
今は大手電機店で手軽に買えるキーボードを、座卓の上にチョンと乗せて弾くこともできるんです♪

もちろんちょっと頑張ってピアノ置きたい♡けど音量が…
と言われる方には、電子ピアノはいかがでしょう?
ボリュームも変えられるし、ヘッドフォンが使えるので昼夜を問わず音が出せます♪

私の教室は個人レッスンなので
1人では無理~~~💦
緊張するかも…
不安もあるかと思いますが、
1人だから気楽に受けることができる
誰にも気兼ねしなくて良い
誰も聞いてない(笑)
などなど、利点もたくさんあります♡

始めの一歩
あとは連絡するだけ(笑)
勇気がいる方は「エイッ、ヤ~~~ッ!!👊」って気合?を使って
たとえば
自分の誕生日とか🎂
孫が遊びに来た日とか🧸
素敵な服を買った人か👗
友達とお喋りした日とか☕️
etc・・・
テンションが上がった日にとりあえず電話をしてみてはいかがでしょう?
あとは野となれ山となれ~~~♬(笑)
きっと明るい未来が待っている♡
そう思えば「始めの一歩」も踏み出しやすいかも😄
始めの一歩の勇気を使って憧れのピアノを弾いてみませんか?
ピアノの先生方はそんな皆さんを心から応援して下さいます。
先ずはお近くで見つけたピアノ教室
チラシで見つけたピアノ教室
勇気を出してお電話してみましょう♪
もし福岡市中央区平尾の近くにお住まいだったら
私の教室も有ります♫
🎹きのしたピアノ&音楽教室
連絡先
☎ 092-982-8535
どうか勇気を出して始めの1歩 踏み出してみましょう(^^)♪
2019.5.8 ピアノレッスン, レッスンアイディア
初めてピアノを習う小さな子どもたちに、音符の上行、下降のイメージを楽しく教えられないかな〜、と思っていたところ、レッスン1時間前にアイデアが湧いて来ました🎉
大急ぎで作成!
まず選んだイラストがこちら↓

他にも色々に表情があったけどこれに決定❣️
「いらすとや」なので無料で頂きました♪ありがたい〜🙏
このイラスト見せただけで子供たちは目がキラキラ🤩
「マルちゃんて言うのよ♪」て言うと、
「マルちゃん可かわいい♡」😍と、憧れの目で見てくれます(嬉)
それをいつもの特厚名刺に印刷。

私のカードは全てこれで作成。
手のひらサイズだし特厚なのでしっかりしてるし、プリントアウトもし易い!おまけにカット要らず。
それを10枚作って裏にマグネットを貼って、ホワイトボードで


音符をイメージで捉えるので、上行と下降の矢印を入れるのがポイント👆
これを見せながら、先ず私が右手でピアノを弾きながら「ドレミ ハイ!」と歌いながら左で指タッチ💦
このドュアルタスクが私の脳トレになるのだー(笑)
続けて生徒も「ドレミ」と歌いながら指タッチ👆
いくつか上行を続けたあと、サササーッと入れ替えて💦
「ミレド ハイ!」

これまたいくつか下降を続けたあと、サササーッと入れ替えて💦
「ミレミ ハイ!」

イメージを捉えるには良いけど、続けて歌うのに入れ替えがサササーッと出来ない😅
と言う事で、これは子供たちが自分の手でカードをゆっくり動かすのに使うことに(笑)
続けて歌うやり方は別の方法にしました😁
年長さん以降の生徒はこちらのテキストを使って音符のイメージ作りをしています↓

2019.5.8 ピアノレッスン
ブルグミュラー
ピアノを習っていた人だったら1度は聞いたことのある作曲者(楽譜)だと思います。
しばらくはブルグミュラー離れの時期もあったけど、数年前からセミナーや指導本も数多く出版され、近年ではブルグミュラーコンクールも開催されるなど、ブルグミュラーの良さが見直されていますね。
実は私もブルグミュラーから離れた指導者の一人でした。
基本のテキストのあと、どのテキスト(楽譜)で教えたらよいのか、様々な楽譜を使ってみたけどしっくりこない。
そんな時石黒加須美先生のブルグミュラーのセミナーを受けてからブルグに対する考え方が一変!
基礎テキストの後にブルグミュラー25番を取り入れるようになりました。
され、そのブルグミュラーを渡すときはCDも一緒に渡しているのですが
中々これが、全曲聞いてくれる生徒が少ないんですね~。
全曲聞くとなるとやっぱり本腰入れてしっかり時間を作らないと聴けないとか
25番まで集中できないとか
何曲ずつ分けて聴いても日が経つとどんな曲か忘れてしまう(あちゃ~💦)
などなど…、言い訳も様々(苦笑)
仕方ないので、新しく取り組む曲の前に聴くようにしていました。
でもやっぱり全曲聞いてほしい…
そこで、昨日の生徒。ちょうどGW前にCDと楽譜を渡したので
「曲を聴いて、楽譜の目次にひとこと感想を書いてみてね📝」と
お願いしてみました。
すると👀

目次に曲ごとにひとことずつ、それも全曲感想を書いて来ているではないですか(^^♪
素晴らしい✨👏
彼女には「ひとこと」が負担にならなかったようで25曲全部聞けたそうです。
「ひとこと感想」
この言葉これからも使えるかも♡
後付けですが
石黒加須美先生の「ブルグミュラー25の練習曲 ロマン派の作品の指導法(別冊解説書付き)」大変すばらしい指導書です。

今は楽譜の種類もいっぱい出ていますね。
「ブルグミュラー」とamazonで検索しただけで226件も出て来ました。
私が使っているのは東音企画のこちらのブルグミュラー👇
ブルグミュラー25の練習曲 和音記号・コードネーム付き

曲の解説はもちろん、コードネームや和音記号(ディグリネーム)が付いているのが良いですね。
それと譜めくりなしの見開きは便利です♪
2019.5.6 ピアノレッスン, 自分の音楽のこと
断捨離で見つかったピアノレッスンの資料
1981年からピアノレッスンを本格的に始めたものの、その頃は今みたいにパソコンもデジカメも、もちろんスマホもないアナログ時代。
記録は全て手書きだったこともあり、
「私は本当にピアノの先生してたの??」って言うくらい
その頃のレッスン記録がほとんど残っていない(泣)
それが今回、ゴールデンウィークに実家から持ってきていた3つの衣装ケースの断捨離で見つかった
ひよこ先生の頃の資料!

天気が良かったのでカーポートで断捨離中♪

1980年代初期、ひよこ先生時代の宝の山が👀
80年代のピアノレッスン
な~んと、1983年10月から約10年間、レッスン室に「らくがきノート」をおいて生徒と交換日記をしていたんですね♡
レッスンでは時間が足りなくて話せないことなどお宝お話がいっぱい書いてありました。

かなり続けていたようで、第2弾も入れると50冊近くあるんじゃないかな?
ただ、最後の方は「らくがきノート」の名前が良くなかったのか「らくがき」のようなノートになって自然消滅しました(苦笑)

一番読みたかった「レッスン便り」も出て来ました!
創刊号は1986年頃のようですね。なんで年号を書いてなかったんだろう??

90年代になるとパソコンで作ったので紙面も随分見易くなってます。
(プリント後方)

これも残念ながら、90年代後半で自然消滅してます。
その後、2014年に今のレッスン便りを書き始め今67号目。
この頃から続けていたら創刊33年になっていたのね~。
残念!
元々教材を作るのが好きで、80年代初期は手書きの教材を作っていました。
その後、82~3年頃にワードプロセッサー、通称「ワープロ」を購入しててプリントを作っていたんだけど
その頃の貴重なプリントが👇

液晶画面が2段しかなく、文字も24ドット(分かります?)なのでカクカクした文字(笑)
それでもイラストが出た時はうれしくて練習シートを作ったみたいですね。
ただいたイラストの下の文字が作れなかったのか手書きで「にち」って書いてあるところが笑える(^o^)
初めてのミニコンサートは1981年5月10日に、自宅の教室でこじんまりとした発表会をしました。
残念ながらその頃の資料は出てこなっ方けど、
1983年5月22日に行った初めてのホールコンサートの資料はすべて残っていました。

他にも懐かしい資料がたっくさん出て来て片付けの手が中々進まなかった(笑)
1980年初期のアナログ時代は記録する習慣がなく、ひよ子先生だった資料はほとんど残ってなかったけど
ちゃんと私ピアノの先生していたんだ~(笑)
と言える資料が出てきて感激!
今年でピアノ先生歴38年。
発表会も大小合わせると39回、オリンピックの年には40回目を迎えます。