ピアノレッスンに小学校の音楽教科書

2019.6.14 ピアノレッスン, レッスンアイディア

生徒から
「先生、この曲知ってる?(右手でメロディー奏)」
「先生、〇〇っていう曲知ってる?」

と、尋ねられたので
「それテレビの曲?誰か歌手が歌ってる??」と尋ねなおすと

「ちがう~~~!学校でならったの!先生知らないの~?」

と少々不満そう😅

最近こう言う会話が増えてきて
これはいかん!とネットで検索…🖥

「なになに…、この曲は小学音楽…教育芸術社」

で、一般人も購入できるのか調べると
購入できました~

それも、家から🚗で10分のところに販売所があってビックリ😳
合唱などで使われている「おんがくのおくりもの♬」も一緒に購入。

12冊合わせて¥1296⁉️
さすが教科書!

「小学生の音楽」教科書を見てみよう♬

さてさて、1年生の本から6年生までじっくり観察…👀

!!!

とにかく挿絵が可愛い💕
印刷が奇麗✨

写真も多いですね~。
私たちの頃とは大違い!(いつの話だ!?)

1年生の教科書ではリズムを「リズム言葉」で教えてます。

🍓「いちご」🍌「バナナ」など、
これは多くのピアノ先生がレッスンで使っているので
ピアノを習っている子供たちは「できる♡ わかる♡」ことがふえて
益々ピアノ&音楽を好きになりそう♡

あとちょっと驚いたのは
昔ながらの唱歌や童謡をたくさん使っていること。

ピアノレッスン導入でも使う曲なので
これまた子供たちには「できる♡ わかる♡」が増えて
嬉しいでしょうね♬

それから様々な打楽器の使い方と鍵盤ハーモニカ。
1年生から使うんですね👀

打楽器の使い方は写真入りなので
これはピアノレッスンで助かるわ♡

拍子感も1年生の教科書では「手打ち」で出てきてますね。

 

2年生の教科書に「人形の夢と目ざめ」の鑑賞が出てました。
みんな弾きたがるわけだ~。
必須曲にしようかな♬

コダーイの曲が使われているのには驚き。

表現力、想像力を大切にする内容がたくさん載ってました。
良いですね~♡

 

3年生では結構たくさんの音楽記号を習うんですね。
ピアノレッスンでは音楽ドリルを低学年のうちからしているので
これも「できる♡ わかる♡」喜びにつながるかな?

春畑セロリ先生の「こころパレット」が載ってました🥰

 

6/8は4年生で習うんだ~。
私のピアノレッスンではピアノ導入に「ピアノランド➀」を使うので
17,18,19番の3曲で一気に6/8、2拍子を体感します。

きっとここでも子供たちは「できる♡ わかる♡」って
ワクワクしているんじゃないかな~♪

あと、ボディパーカッションに似た「クラッピング」と言うのがありました。

手👏だけじゃなく、体全体を使ったらもっとバリエーション増えると思うけど??

 

5年の教科書に「ルパン三世」と「ゴジラ」の合奏が載っているのにビックリ😳
ルパンはピアノ連弾でする生徒もいるけどゴジラはないな~😅

 

6年生の教科書に辻井伸行さんの写真とコメントが載っていました。
なんだか嬉しいですね~。

あと6年生ではコードも少し習うようです。
これも初期の段階でレッスンしているので「できる♡ わかる♡」が増えるでしょう😊

 

「小学生の音楽」を見終わって思ったこと♬

学校音楽では1つの「音楽」に偏らず
音楽全般を教えていました。

楽器に関しては、和楽器を始め洋楽器まで様々な楽器があること
演奏スタイルも独奏、室内楽、オーケストラ
雅楽や古典越殿楽もありました。

昔から歌い続かれている唱歌や童謡が載っているのは嬉しかったですね。
また、日本にこだわらず世界中の簡単な歌の曲もありました。
ディズニーはもちろんジブリで使われた音楽など多彩でした。

ピアノ曲もチラホラ載っていたのは嬉しいですね。

学校の教科書に載っている曲が「両手で弾ける♡」
子供たちにとってこんなに嬉しいことはないでしょう(^^♪

 

こうしてゆっくり教科書を見ていると
広く全般に「音楽を知る」と言う意味では
私たちピアノレッスンでは補えない(時間がない)痒い所に手が届く教科書になってます。

しかし

楽譜が載っているのけど全てト音記号
様々な調の楽譜にも関わらず調整について全く触れていない
合奏でヘ音記号のパートがあるけどヘ音に関しての説明がどこにもない

 

と言うことは、私たちピアノの先生が
上記のことをレッスンで丁寧に教えることは必須
と言うことですね。

調性もヘ音記号もピアノレッスンでは当たり前ですが
その当たり前を知って学校の授業を受けると
子供たちの「できる♡ わかる♡」笑顔がふえて
ますます音楽が楽しくなるんじゃないかな?

ピアノを通して一生音楽を楽しむ
音楽を通して一生ピアノを楽しむ

素敵なことですね。

 

「小学生の音楽」教科書をレッスンに取り入れる

私には子供がいないので学校の教科書を見る機会がないからかもしれないけど
何で今まで使わなかったんだろう??
と悔やまれます😓

前回のブログにも書いた「教育音楽」は知ってたけど
学校の教科書がこんなに簡単に手に入るなら
もっと早期に購入してレッスンに役立てておけば良かった

と言うことで
これからレッスンに役立てるのですが
まずは全12冊をレッスン室に置いて子供たちの反応を見ましょう。

それから、
教科書の中で「気になる~、弾いてみたい! これ何??」のアンケートをとって

学校で習う曲が分かる♡ピアノで弾ける=音楽が好きになる

そんな子供たちをたくさん増やして行きたいな、と思いました♡

ピアノ発表会 成功させるまで

2019.6.10 ピアノ発表会

2019年3月17日に、難関の抽選を勝ち抜いて(笑)
福岡市で人気の「なみきホール」で39回目のピアノ発表会を無事終えました。

今頃ですが、会を振り返ってブログに書いてみることにしました。

 

胃の痛くなる ピアノ発表会 会場抽選

福岡市にある公共施設は限られており、ピアノの先生以外にもたくさんのホール使用者が季節の良い日曜日に殺到します。つまり、会場決めは必然的に抽選と言うことになります。

実はこの会場抽選が本当に胃の痛くなる抽選でして、以前は、半年前に予約に行き、予約締切り後の朝9時に予約者全員が集まりくじを引く、と言う抽選が行われていました。くじに外れた者は次の会場を探す抽選放浪の旅(笑)が始まるわけです。私も何度も抽選に落ち、その度に次の会場、次の会場…、とさまよいわたる日々が続いていました。これが胃の痛くなる原因です。

今は9ヶ月前に予約し、コンピューターで抽選。当選発表の午前中にこちらから電話をして結果を聞くシステムになっています。が、この電話で聞く「当選結果」が神にも祈るような気持ちで受話器(携帯ですね)を握りしめています。これも胃が痛くなる原因の1つです(笑)。

人気の季節の日曜日。当選者はもちろん一人です。実は今回、福岡市内でも人気のホールのため、当選倍率は相当なもので、宝くじのような確率で東区のなみきホールに当選しました。受話器の向こうで「3月17日当選いたしました」の声を聴いた瞬間、心の中で「ヤッター!!」と思わず叫んだのは言うまでもありません(笑)

ピアノ発表会 何から始める?

9ヶ月前に当選が決まると早速準備期間に入ります。発表会の構成、曲決め、写真など様々な事前予約が始まります。

特に曲決めに関しては、ありとあらゆる楽譜を引っ張り出し、それぞれどの曲が誰に会うか印を付け、足りないときは楽器店に足を運び楽譜を開いて「ふんふん♪」と鼻歌を歌いながら曲を吟味。この時期に一気に楽譜を買い込み曲決めに備えます。

曲決め

ある程度の楽譜がそろったらひとりひとり、生徒の顔を思い浮かべながら「この子は元気な曲が得意だからこの曲にしよう」「この子は柔らかい曲が得意だからこっちのほうが良いかな?」など、生徒ひとり一人の個性を考えながらの選曲にかなりの時間を要し慎重に決めます。

また決めた曲をどのタイミングで渡すか。生徒によって弾き込む進度は様々。曲の仕上がりを想定しそこから逆算して曲を渡します。

また、曲を渡す時も、子供たちに「この曲が弾きたい♪」と言うワクワクした気持ち持ってもらいたいので、曲の物語を話したり映像を見せたり、楽譜を見た瞬間の「想像力」を大切に渡しています。

プログラム どうする?

毎回、印刷する前日まで悩みながら順番を決めます。それぞれの曲の特徴がかぶらないよう、明るい曲の次は静かな曲。元気な曲の次は柔らかい曲。聴いている人も単調で飽きが来ないよう細心の注意を払いながらプログラムを決めてゆきます。

特に1番の生徒は、発表会経験者で度胸がある子。選曲が明るい曲など、いくつか条件があります。と言うのも、1番目の緊張感は相当なものです。またどうして自分が1番なのか、理由が分からないまま1番目に弾くのはとても不安なことです。

過去の経験で、1番目の子が緊張してミスが増えると次の生徒も緊張してしまいうまく弾けないことがありました。そこでいろいろ考えった結果、1番目の生徒が元気良く笑顔で弾いてくれると、次の子にも連鎖作用するようで、笑顔の演奏を続けることができるようです。

毎回手作りのプログラム

ここがポイント!進行表作りと打ち合わせ

曲が決まるとプログラムも決まって来ます。ある程度流れが決まってくると進行表(台本のような物)の細かな作業が始まります。

私のピアノレッスンはひとりで運営しているので、会場スタッフ(照明・音響)や、司会者、お手伝いに来てくれる他教室のピアノの先生(音大時代の友人)に全て「進行表」で細かな進行を伝えなければいけません。誰がどこで何時何分に何をするか。全て進行表を見ながら全員が一丸となって発表会を作り上げてくれます。

そのための進行表は、何度も見直し司会者と打ち合わせ、書き直しを繰り返し、まるでドラマの台本のような1冊が出来上がります。それに沿って多くのスタッフの皆さんが迷うことなく動いてくれます。

 

当日、私が大声を上げなくてもスムーズに進行できるのは、この詳細な進行表のおかげかもしれません。

私流リハーサル🎹

私の教室では、約2ヶ月前になるとリハーサルをします。

「え?2ヶ月前でもう曲が仕上がっているの…?」と声が聞こえてきそうですが、もちろん仕上がっていません😅

出来ても出来なくても、たとえ片手でもみんなの前で演奏します。

実はこれが私流のリハーサルで、本番前に計4回行います。

全員親が引率し、全回演奏の様子を録画(スマホでもOK)し、必ず家で見直してもらいます。

演奏はもちろん、お辞儀、椅子の高さ、髪型(顔が隠れてないか)、演奏中には分からない細かなことがこの録画でわかる様になります。

さて、第1回目は2ヶ月前。
片手でも楽譜を見ながらでも何でもOK♪ 今出来ることを人前で演奏します。

ほとんどの生徒がひっかかったり途中で止まったり。
でも中にはゆっくりだけど最後まで両手で弾ける生徒もいます。
実は、1回目のリハでは全体の1割ほどですが、頑張った生徒が他の生徒の刺激剤になります。

リハーサルの感想は全てレッスンノートに記録。
今日出来たこと、出来なかったこと。次回頑張ること。他の人の演奏聴いて思ったこと。

この感想文が全て今後のリハーサルへとつながっていきます。

 

2週間後、2回目のリハーサル。

前回の体験がプラスになった生徒、感想文で自分に喝を入れた生徒など
2回目では、1回目のリハーサルと格段に差が出る2実力を発揮します。

ただ、個人差があるので、まだまだエンジンのかからない生徒がいるのも事実。
ほぼこの時期で半々に別れます。

 

3回目のリハーサル。発表会本番約3週間前に行うリハーサルです。

この時期になると、聞きに来ている親も驚くほどかなり個人差が出て来ます。
レッスンノートの自己評価やビデオの効果が現れ、暗譜で演奏する生徒もいます。

 

4回目、最終リハーサル。

実は4回目は個人リハはありません。
合同リハや幼児科のお話組曲など、グループ演奏の最終チェックです。

つまり、人前で弾くリハは3週間前の3回目リハが最後。

そこで弾けている生徒はさらに実力をつけます。
3回目の弾けなかった生徒。

実は、この3週間と言う期間がその生徒の暗雲を決めています。

リハで思うように弾けなかった生徒は、弾ける生徒を聴いて刺激を受けます。
でも、エンジンの掛け方が遅かったので急にはうまくなりません。

3週間と言う猶予が、子供たちの集中力に丁度良い期間なのです。

 

発表会当日

全ての準備を終え、4回のリハーサルでたくさんの刺激を受けた生徒が大きな会場で
年1回、ピアニストになる瞬間です。

私は舞台袖で生徒を見送り
演奏を見守り
演奏後は両手を広げ生徒を労います。

生徒はものすごい集中力で素晴らしい演奏を繰り広げてくれます♬

発表会終了後 応援メッセージに癒されて♡

発表会当日、プログラムの中に「応援メッセージ」と言う全生徒の名前と曲名が入った応援メッセージ用紙を入れています。

こどもたちには予め筆記用具を持って来てもらっています。
来客や一般の生徒のために、受付には書き込み用のペンも用意しています。

実は、発表会の間、生徒はもちろん、来客全ての方に個人宛の「応援メッセージ」を書いてもらっています。

そのおかげか
演奏中、誰一人騒ぐ子がいません。
皆さん真剣にひとりひとりの演奏を聴いて、わずか3行ほどの枠に心温まるメッセージを書いて下さいます。

それをひとりひとりカットして、ばらばらにならないようクリップで止めて…

台紙に貼って…

レッスンノートに綴じれるクリアファイルに入れて渡します♬

たくさんの人に応援されているってことが大人も子供も嬉しいらしく
みんなとても大切にレッスンノートに保管しています♡

 

来年は40周年の発表会♬

このように
ひとりで発表会を開催するということは
会場抽選、企画、進行、曲指導、リハーサルなどなどすること満載で
発表会が終わると毎回しっかりやつれています(笑)

でもやっぱり生徒の達成感の笑顔を見ると辞められず
毎年頑張って企画してます♬

来年は大小様々な会を開催して40回目

どんな会にしようか、今からワクワクしています♡

 

 

 

 

 

ピアノを習うと言うこと

2019.6.8 ピアノレッスン, ピアノ教室

ピアノを習うと言うこと

今日のお題はちょっと固い内容かもしれません。
今日の内容は、2015年、平尾に教室を開設した時、別のブログにも書いていたのを掘り起こして書いています。

「ピアノを習う」と言うこと

・こどもが弾きたいと望んだから
・こどもに弾かせたいと思ったから

先ず大きく分けるとこんなかんじでしょうか?

きっかけはどちらでも良いんです。
大切なことは、その後どう続けるか?

ピアノレッスンがほかのお稽古事と大きく違うのは

レッスンで習ったことを自主学習する

ことです。

多くの習い事は
その場で繰り返し学習し体得し次のレッスンに備えますよね?

プールがいい例でしょう。

家で自主学習なんて到底無理😓
だから、週に何度も通って練習を積み重ねる。

バレエや柔道など体を使う習い事もそうかもしれません。

家でおさらいをすることができても、毎日時間を決めて練習する習い事とは違うような気がします。
(間違っていたらごめんなさい🙇)

でもピアノはどうでしょう?

練習すると言うこと

こどもの頃、3日弾かなかったら、全て忘れると言われ😱💦
毎日繰り返し練習することが当たり前でした。

ピアノレッスンでは、
レッスンの前半で、練習してきた成果を見ます(聞きます)
その練習曲には小さな目標があり、それをクリアしていたら💮
うちの教室では録音して記録を残し新しい課題に(曲)に進みます。

後半新しい課題(曲)を一緒に分析、考えます
その曲のねらい(目標)は何か?
何に気を付けたらいいのか?
そのためにはどんな練習方法がいい?

たとえ未就学児の小さなこどもでもたくさんのことをここで学びます。

でもここでは「学ぶ」だけ
体得してないんです
👆ここがポイント

レッスンでは、毎回新しいことを習います。
いわゆるインプット

それを体得=アウトプットするにはなにが必要か!?

そうなんです
毎日の練習がとても重要なんですね。

インプットとアウトプット

このインプットとアウトプットを
毎回練習で積み重ね
弾きたい曲が弾けるようになります。

実はそれだけじゃないんですよ。

・達成感を体得する
・達成するための順番を体得する
・「練習」と言う縛りで自分をコントロールする

すごく固い書き方ですが、
ピアノを通して、「何かを成し得る」ことを学ぶことができるんですね。

その過程は
私や保護者が手取り足取り背中を押して
「ホラ弾きなさい」
「もっと練習しなさい」
と強制させるのではなく
自分で考え、自分で動く(練習)

つまり

インプット、アウトプットの賜物なんです。

 

月3回レッスン

週に何回も通ったり、週1で習い事をする中
平尾で教室を始めてから
私のピアノレッスンは月3回にしました。

次のレッスン迄の期間が長いのはなぜか?

ずばり
アウトプットを体得する為です。

「いや~、うちの子は練習しないから~」

それではピアノレッスンにには向きません。
ピアノだけではないですよ。
何事にも
続けて、取り組んで、結果を出す
その習慣をこどもの頃から付けなくていいよって、言ってることと同じになります。

ちょっと厳しい言い方だったかもしれませんが

習い事って
「楽しい」こともあるけれど
何を得るには
何かをがんばらないといけないこともある

ピアノを通してそれを体験できれば
こんなに素晴らしいことはありませんよね。

アウトプットするには
毎日の練習を繰り返すため時間が掛かります。

個人によって違うけど15~30分くらいでしょうか。

毎日続けることで
できないことができるようになる

その喜びが
次のレッスン迄の練習期間です。

練習の習慣

毎日のルーティーンとして
何時にどのくらい練習する
と決めると習慣が付きます。

練習が終わったらおやつ🍰
と言うのもありかも♡

頑張りの向こうにご褒美、と言うのは習慣を付けるのに良い方法ですよね。

 

 

ピアノレッスンが
こどもたちの成長の手助けになることを
心から願っています♡

 

ピアノレッスンがシニアに良い理由(わけ)

2019.5.26 ピアノレッスン, レッスンアイディア, 大人&シニア世代のピアノ

近年、ピアノレッスンは脳トレになるからと言うことで
メディアにも随分取り出されています。

脳に良いとは言われているけど
どんな風に脳に良いの???

~ながら作業で脳を鍛えるデュアルタスク

分かりやすく言うと
脳に刺激を与えることが「脳トレ」いわゆる「ボケ防止」につながるそうです

ではどんな風に刺激を与えるとよいのか?

生活の中で例えると

「~しながら~する」

歌いながら掃除機をかける
料理をしながらお喋りをする
歩きながら俳句を考える(別に俳句じゃなくても良いそうです…笑)

つまり異なる2つ以上の作業を同時にすることで
脳が混乱すそうです

その「混乱」が脳への刺激になり「脳トレ」につながると言う訳👆

ピアノが脳トレになる訳

実はピアノを弾くということは

上下違う音符を同時に見ながら両方同時に理解し
左右違う手の動きを同時に行い
10本全く違う指をこれまた同時に動かし
メロディーを歌いながら
足ではペダルを踏みながら
一定のテンポになるように拍子を感じ
音楽性豊かな音色を…

と書いてたらキリがない(^^:

ピアノ演奏ってこの作業を同時に、それも一瞬で理解しながら演奏するため
脳がフル回転しているそうです😵

そ〜言えば今朝の私、
右手で掃除機掛けながら左手で歯を磨いて隙間でスマホしてました(笑)

いくつになっても脳は鍛えられる

ピアノとは全く関係ない話ですが
今日、久々の休みで海沿いのイタリアンにランチを食べに行きました🍴

店はほぼ満席。
厨房に40代くらいのオーナーシェフが一人で切り盛り。

それを助けるように60代後半くらいの彼のお母さんが(会話の様子で分かった)ホールを切り盛り…
のはずがうまくさばけていない(^^;

オーダーを聞いた後、片付いてないテーブルの横を通り過ぎて厨房に戻る
オーダーを客に持って行ってまた厨房に戻る
トレーを持って来てテーブルを片付けて厨房に戻る
客に呼ばれてもとにかく今している作業を片付けてからでないと
次の作業ができない

再注文すると「今は混乱しますから…」と断られた😱

つまり

異なる作業が同時にできず
プチパニック…!

もし「~しながら~する」デュアルタスクが生活の中に活かされていたら

オーダーを聞いた帰りにテーブルを片付け客の声に耳を傾け
厨房から出てきたときにオーダーを持って行き
客の要望を済ませることが同時にできたかもしれません。

ピアノレッスンで脳トレ♬

ピアノを弾いているとき
ほんの少し「あ、もしかして今デュアルタスクしている!?」と
意識してみて下さい。

左右異なる作業(演奏)をしているとき
楽譜を見ながら歌っているとき
音楽性を楽しみながら演奏しているとき

それらはすべて「デュアルタスク」で脳にとても良い刺激を与えています🎵

ピアノレッスンで出来ると言うことは
生活の中でもデュアルタスクができる♡と言うことです。

早速、生活の中の動作をちょっと意識して
異なる2つの作業を同時に行ってみて下さい。

脳が生き生きと活性してくるかもしれません♡

「私も82歳でピアノ始めました♪」

ピアノのグループレッスン リズムdeあそぼう

2019.5.25 ピアノレッスン, レッスンアイディア, グループレッスン

今年度から、通常レッスンに年6回グループレッスンが加わり益々賑やかになりました♪

今回のグループレッスンは「リズム」

リズムって何…?
音符の種類が多くて覚えられないよぉ😢
上手くリズム打ちする自信がない…

ピアノレッスンでは子供たちに「あるある」リズム難民です(笑)

今回はそんなリズム難民を少しだも打破すべく
リズムを音符で考えずリズム言葉に変身!
そんでもって、ひとりだと自信ないけど

「みんなでやればリズムなんてへっちゃらだ~~~い」

と言うことで、リズム言葉ボディパ作りをしました👋

難しいリズムはリズム言葉で克服

例えば

「👆のリズムをたたきましょう♪」

と言っても、リズム難民の子には「???」です(@_@)

でもこれに言葉を付けると…

 

「ポテトチップス!」

と言いながら、ほとんどの子供たちがたたけます。

これは子供だけじゃなく、大人の生徒も
ほぼ1回でクリアできます✨

 

このように、難しいリズムには言葉を付けて

リズムって何…?
音符の種類が多くて覚えられないよぉ😢
上手くリズム打ちする自信がない…

を克服👍

今日は、そのリズム言葉をみんなで考えて難しいリズムを楽しんじゃえ!
と言うグループレッスンでした(^^♪

拍子とリズムの違い

リズム難民に陥りやすい理由の1つに
拍子とリズムの意味をごちゃまぜにしていることがあります。

まずは一定の早さ、一定の拍子感をたたきながら
様々なリズム言葉を発語し(歌い)ます。
一定の早さを保つにはキーボードのリズムボックスが最適♬

 

 

 

 

 

 

 

 

「チョコレート ギュッ(四分休符)」「グレープフルーツ」「チュッパチャップス!」

「ホットケーキ ギュッ」「たまごサンドイッチ ギュッ」「パイナップル ギュッ」

こ~んな感じで4拍子の美味しいリズムをボディパ👋

で、そのあと、こんなにたくさんの種類の音符をみんなでリズム打ちしたのよ~ってカードの音符を見せると
「え~~~ッ!? ウソ~! ありえん…(◎_◎;)」とみんな驚いてました(笑)

その時の様子👇


録画ミスのため、いい具合にピンボケしてます(苦笑)

今回は、テーマ曲「テキーラ」に合わせて予め決めた4つのリズムに「リズム言葉」を付けて
ボディパをする。
これが今回の学習目標。

みんなで考えれば必ずできる!

1年から6年生までが程よく混ざった5~6人で1つのグループを作り、
まずグループリーダーとグルー名をみんなで考えます。
始めの話し合いが難しい学習じゃないので
みんながそれぞれ意見を出し合い、学年を越えてみんなで考える力ができます。

お互いのことが分かったら、早速みんなで問題を考えます♪

リズムに言葉を合わせるってどーゆーこと???
長い音符と短い音符、どんな言葉でつなげたらいいの???
言葉が出てこない時はどうしたらいい???

こどもたちの頭の中は「???」だらけ(笑)

みんなで考えて1つずつ問題を解決。
6年生が1年生に分かりやすくアドバイスしたり
グループリーダーがみんなの意見をまとめたり

やっぱり子供たちの力ってスゴイ!!

それぞれのグループで考えたリズム言葉にボディパを付けて
最後にみんなに発表です♬

こ~んな感じで、各グループ、短い時間にリズム言葉とボディパを考えて発表しました。

最後はみんなで集合写真を撮って
笑顔で終了~♡
(顔出しNGのため写真はカットね)

 

終わりのおやつも忘れずにお持ち帰りです♡

 

 

 

 

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