褒めると言うこと

先日、音楽でつながっている異業種の仲間の新年会に行って来ました。

って書くと書くとかっこよく聞こえるけど
音楽でつながっている気のおけない仲間の飲み会です(笑)

その中に
40代で社長をしている友人(♂)が
最近の若い子って、褒めないと伸びなくない?」の話題に。

色々話をするうちに
これってピアノレッスンでも同じかも…😱!?
と、思えることが。

 

褒めて伸ばすとどうなる?

少し昔の話ですが(いや、かなり昔かも😁)
「巨人の星」世代で育った私は
ピアノレッスンもスポコン時代で
先生からビシバシしごかれて育ちました。

なので、
ひよこ先生時代の生徒は
それはそれは可哀そうなくらい上から目線でしごいておりました(反省…)

それから
年を重ねていくうちに
脅して(笑)教えても何の成果も得られない
と言う、
当たり前のことにやっと気づき
レッスンの仕方や声掛けなど少しずつ変えてゆき
今の
「褒めて伸ばす」レッスンに行きつきました。

 

そもそも褒めて伸ばすレッスンと言うのは
各先生やり方は様々でしょうが
・生徒の特性を見極めて
・長所を伸ばす声掛けをする

言葉の語彙力も必要で
褒められて育ってない私は
そこから勉強する日々でした😅

先ずは本から📚
アンダーライン引きまくりで読み漁りました(笑)
読んだ本の1部👇

 

さて、ただ褒めるだけでは生徒は(こども達)は成長しません。
➀どこが
②どんな風に
③どう良かったのか
後々のことを考えて具体的に褒めてあげます。

とくに➀のどこがは大切で
かなりピンポイントで褒めてあげます。

 

例えば
◇ほとんど練習してなくて弾けない生徒
先ず、練習無しでできることにフォーカス
(私の練習順番は「ゆ・め・ピ」なのでそれを使います☝
詳しくはこちら☛「練習の順番ゆ・め・ピ」

その中の「ゆ」=指タッチ👆と「め」=目タッチ👀音符歌は初見でもできる練習です。

一緒にゆっくり
できたらしっかり褒める!
褒めるだけではなく
自分で自分を褒めることも伝えてあげます。

できたことへのご褒美
と言っても私のレッスンは「はんこ」ですが
ちゃんとできたことが可視化できるようにもします。

上記の例題が➀~③に当てはまるかどうかわかりませんが(苦笑)
ただ褒めるのではなく
具体的に
何ができなくて何ができたのか
を伝えて、できたことを思いっきり褒める
これが次につながるのかな、と思います。

 

自分で考える力を作る

褒められない生徒と言うのは

何をどうしたら良いのか分からない
だからできない

と言う公式が当てはまることが多いように思います。
いわゆる
自分で考えることが苦手なのかもしれません。

 

ここで冒頭の友達の言葉
最近の若い子って、褒めないと伸びなくない?
に戻るんだけど

褒めると伸びる
でも、その褒めたことだけで
それ以外の「応用」ができない。
つまり
言わなかったことは手も付けない

実はこの話
その友人だけでなく
会社で働いているそれなりの年代の方々が良く口にすることなんですね。

いわゆる
スポコン世代で育った世代が「上司」になった頃からチラホラ聞いていた話だったので
攻めてピアノレッスンでは!!

私のレッスンでは
考える力

大切にず~~~っとレッスンしています☝

 

上記写真の中に「コーチング」の本が何冊かあるのですが
褒める+具体的な話をするとき
どうしてだと思う?
どう思う?
つぎどうしようか?
など

自分の力で次につながる「方法」を見つけらる

そんな会話をしながらレッスンしています。

 

生徒にしてみれば
・面倒臭い
・しつこい
・分からん!
オーラを前面に出す子
感情的に口にした子もいるけど
そこは褒めながら「会話」を勧めてゆくので
最終的には
自分なりの「答え」を導き出しています。

その答えを言ったときも

「すばらしい✨」
「すごいやん😍」
「さっすが~❣❣」
の言葉は必須です☝

 

「褒めて伸ばすレッスン」のまとめ

褒めると言うことは

◇口先だけではなく具体的に

◇考える力を併せて養うことで無理に褒めなくても伸びる子に育つ

決してその場限りの「感情の転換」に使わないようにしたいですね☺

 

ピアノレッスン

2023.1.5

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