生徒から
「先生、この曲知ってる?(右手でメロディー奏)」
「先生、〇〇っていう曲知ってる?」
と、尋ねられたので
「それテレビの曲?誰か歌手が歌ってる??」と尋ねなおすと
「ちがう~~~!学校でならったの!先生知らないの~?」
と少々不満そう😅
最近こう言う会話が増えてきて
これはいかん!とネットで検索…🖥
「なになに…、この曲は小学音楽…教育芸術社」
で、一般人も購入できるのか調べると
購入できました~❤
それも、家から🚗で10分のところに販売所があってビックリ😳
合唱などで使われている「おんがくのおくりもの♬」も一緒に購入。
12冊合わせて¥1296⁉️
さすが教科書!
「小学生の音楽」教科書を見てみよう♬
さてさて、1年生の本から6年生までじっくり観察…👀
カラフル!!!
とにかく挿絵が可愛い💕
印刷が奇麗✨
写真も多いですね~。
私たちの頃とは大違い!(いつの話だ!?)
1年生の教科書ではリズムを「リズム言葉」で教えてます。
🍓「いちご」🍌「バナナ」など、
これは多くのピアノ先生がレッスンで使っているので
ピアノを習っている子供たちは「できる♡ わかる♡」ことがふえて
益々ピアノ&音楽を好きになりそう♡
あとちょっと驚いたのは
昔ながらの唱歌や童謡をたくさん使っていること。
ピアノレッスン導入でも使う曲なので
これまた子供たちには「できる♡ わかる♡」が増えて
嬉しいでしょうね♬
それから様々な打楽器の使い方と鍵盤ハーモニカ。
1年生から使うんですね👀
打楽器の使い方は写真入りなので
これはピアノレッスンで助かるわ♡
拍子感も1年生の教科書では「手打ち」で出てきてますね。
2年生の教科書に「人形の夢と目ざめ」の鑑賞が出てました。
みんな弾きたがるわけだ~。
必須曲にしようかな♬
コダーイの曲が使われているのには驚き。
表現力、想像力を大切にする内容がたくさん載ってました。
良いですね~♡
3年生では結構たくさんの音楽記号を習うんですね。
ピアノレッスンでは音楽ドリルを低学年のうちからしているので
これも「できる♡ わかる♡」喜びにつながるかな?
春畑セロリ先生の「こころパレット」が載ってました🥰
6/8は4年生で習うんだ~。
私のピアノレッスンではピアノ導入に「ピアノランド➀」を使うので
17,18,19番の3曲で一気に6/8、2拍子を体感します。
きっとここでも子供たちは「できる♡ わかる♡」って
ワクワクしているんじゃないかな~♪
あと、ボディパーカッションに似た「クラッピング」と言うのがありました。
手👏だけじゃなく、体全体を使ったらもっとバリエーション増えると思うけど??
5年の教科書に「ルパン三世」と「ゴジラ」の合奏が載っているのにビックリ😳
ルパンはピアノ連弾でする生徒もいるけどゴジラはないな~😅
6年生の教科書に辻井伸行さんの写真とコメントが載っていました。
なんだか嬉しいですね~。
あと6年生ではコードも少し習うようです。
これも初期の段階でレッスンしているので「できる♡ わかる♡」が増えるでしょう😊
「小学生の音楽」を見終わって思ったこと♬
学校音楽では1つの「音楽」に偏らず
音楽全般を教えていました。
楽器に関しては、和楽器を始め洋楽器まで様々な楽器があること
演奏スタイルも独奏、室内楽、オーケストラ
雅楽や古典越殿楽もありました。
昔から歌い続かれている唱歌や童謡が載っているのは嬉しかったですね。
また、日本にこだわらず世界中の簡単な歌の曲もありました。
ディズニーはもちろんジブリで使われた音楽など多彩でした。
ピアノ曲もチラホラ載っていたのは嬉しいですね。
学校の教科書に載っている曲が「両手で弾ける♡」
子供たちにとってこんなに嬉しいことはないでしょう(^^♪
こうしてゆっくり教科書を見ていると
広く全般に「音楽を知る」と言う意味では
私たちピアノレッスンでは補えない(時間がない)痒い所に手が届く教科書になってます。
しかし…
楽譜が載っているのけど全てト音記号
様々な調の楽譜にも関わらず調整について全く触れていない
合奏でヘ音記号のパートがあるけどヘ音に関しての説明がどこにもない
と言うことは、私たちピアノの先生が
上記のことをレッスンで丁寧に教えることは必須
と言うことですね。
調性もヘ音記号もピアノレッスンでは当たり前ですが
その当たり前を知って学校の授業を受けると
子供たちの「できる♡ わかる♡」の笑顔がふえて
ますます音楽が楽しくなるんじゃないかな?
ピアノを通して一生音楽を楽しむ
音楽を通して一生ピアノを楽しむ
素敵なことですね。
「小学生の音楽」教科書をレッスンに取り入れる
私には子供がいないので学校の教科書を見る機会がないからかもしれないけど
何で今まで使わなかったんだろう??
と悔やまれます😓
前回のブログにも書いた「教育音楽」は知ってたけど
学校の教科書がこんなに簡単に手に入るなら
もっと早期に購入してレッスンに役立てておけば良かった
と言うことで
これからレッスンに役立てるのですが
まずは全12冊をレッスン室に置いて子供たちの反応を見ましょう。
それから、
教科書の中で「気になる~、弾いてみたい! これ何??」のアンケートをとって
学校で習う曲が分かる♡ピアノで弾ける=音楽が好きになる
そんな子供たちをたくさん増やして行きたいな、と思いました♡
2019.6.14
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