保護者面談を行う前に
google フォームを使った事前アンケートを行っています。
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保護者面談事前アンケート2022の結果はこちら
その中で
一番多い問い合わせが
・声掛けの仕方
・練習のさせ方
です。
ご家庭で
保護者の皆さんが
「練習しない!」
と仰って下さるのは大変ありがたいのですが
ストレートに
「練習!!」
と言われて
笑顔で練習に取り組むお子様は
きっとごく僅かだと思います😓
殆どのこども達が
親に言われて
「え~~~、テレビ見てたのに~💦」
とか
「後でするからいいの!」
って反抗しているんじゃないでしょうか😅
小学生高学年など
反抗期真っ只中だろ
親子バトル…🔥
になることもあるのではないかと思います😱
保護者の皆さんは
どんな風に声掛けしたら良いのか
終始悩んでおられることでしょう。
そこで
私がお勧めしている声掛けと練習のさせ方で
実際に
「効果が出ました~♡」
と、いうお声を聞いた案件をいくつがご紹介しますね😊
効果的な声掛けと練習方法(幼児編)
その➀
お風呂♨
「お風呂!?😳」
と驚かれる保護者も多いのですが
お風呂は対面で密になれる格好の場所☝
昔よく
湯船に浸かったとき
「10数えて上がりなさい」と言われなかったですか?
それと同じで
幼児の時にとても大切な音読(音符歌」をここで使います♪
そう!
バスタブに浸かっている間に
練習曲を丸々音読する
これだけでです(笑)
もし一緒にバスタブに浸かっているようでしたら
レッスンでお教えした手拍子しながら音読する。
こども達は
湯船で楽しく歌いながら覚えてくれます♡
ただし
くれぐれものぼせないよう
短い時間に留めておいて下さいね😊
その②
タイマー⌛
いわゆるキッチンタイマーです。
今は100均でも簡単に買えますよね。
ぜひ、お子様専用のタイマーを買ってあげて下さい。
購入したら
「これは〇〇くんのタイマーだよ。大事に使おうね」
と、物に対する重要性をしっかり意識させて渡しましょう。
それから
自分だけのもの
と言う意識が道具を使う向上心につながるので
しっかり名前を書いて
好きなキャラクターなどのシールを貼るとさらに効果的です。
タイマーは先ず5分から始めます。
「5分でこの曲何回弾けるかな?ヨーイ、ドン!」
何回弾きましょう、よりこの方が効果的です。
短い曲なら20回くらい余裕のよっちゃんで弾きます(古ッ!)
日ごろは3回弾いたら
へ垂れる子供も
タイマーの「音」が鳴るのが待ち遠しくて何度も弾くことでしょう。
5分が長いと感じるときは
1分から始めてもOK🙆♀️
そこでできたら
次を求めず
レッスンノートに
「出来ましたシール」を直ぐはりましょう☝
たくさん弾くこと=楽しい=シールも晴れる♡
いわゆる練習=楽しいの紐づけです。
楽しいと感じたら
「もっとする~♡」
と言うでしょう。
ここでポイント
おなかいっぱいにしない
つまり、楽しかったね~。
明日もまたする?
と言って、楽しみの余力を残してくと次へつながります。
で、
次の日は5分を7分に。
で、また次の日は
7分を8分に…。
少しずつ少しずつ、
本当に少しずつタイムを伸ばしてゆきます。
1ヶ月続けると
初日1分だったのが、月末には31分になるはず(多分😁)
ぜひ
タイマーを有効活用して下さい(^^♪
その③
3つの紐付け
②でも少し触れていますが
「練習」だけに特化して「しなさい」と言っても
こども達は中々腰をあげてくれません。
また
毎回口煩く言わなければならない保護者にもかなりのストレスです。
そこで
できることから流れ作業のように紐付けしてゆきます。
たとえば
学校から帰って来たら
手を洗う
↓
宿題をする
↓
おやつ♡
他にも
お風呂に入る
↓
練習する
↓
ごはん♡
こんな風に3つずつの紐付けでしたら
こども達は次何をしたら良いか
覚えることができるし
自分で行動が起こしやくなります。
3つずつの紐付けが身に付けば
保護者の方がいちいち口煩く言わなくても(笑)
ひとりで行動できるようになるかもしれませんね。
この他にも
手をつないでお散歩している時も
手をフリフリしながら音読する
ケンケンパッを
リズム言葉に変えて
「たこやき パン!」と飛んでみる(笑)
(リズムことばカード)
など
何気ない日常生活を
ピアノの練習につなげると
こども達は楽しく練習するようになるかもしれません😊
その④
ラブラブ作戦♡
常日頃から
愛情表現の1つとして
「〇〇くんのピアノ大好き~、ギュ~(ハグ)♡」
「あねの、ママは〇〇くんのピアノを聴くと幸せになるの♡」
練習が終わったら
「練習がんばってくれてくれてありがとう♡」
こども達は
ママが幸せになることが
1番の幸せなんです♡
ぜひ、練習の前後に一言添えてみて下さい♡
あ、パパがしても効果的です😅
効果的な声掛けと練習方法(反抗期編)
小学校高学年になるとやってくる反抗期。
いつまでもテレビの前に座って動かない…
何を言っても
「分かっと~!」(博多弁😁)
保護者としてはイライラが募りますが
ここで
「練習しなさい!!」
声を荒げても逆効果ですよね😅
そこで
過去にお伝えして効果があったのが
その➀
大声ひとり言
こどもに面と向かって言うと
親子バトル🔥にもなり兼ねないこの時期
お母さんにはちょっと女優になってもらって
大きな声の(笑)ひとり言を言って頂きます😅
こどもと目線を合わせず
遠くを見ながら・・・
「ピアノの音が聴きたいな…」
「はぁ疲れた…。〇〇ちゃんのピアノ音を聴くと元気になれるのにな」
ピアノをナデナデしながら
「最近ピアノが寂しそう…」
などなど😅
保護者の方には、女優になってもらわなければいけないので
ちょっとハードル高いようですが
試してみた保護者の方からのお話では
直接言うより
「しょうがないな~」
「聞こえてるよ!」
と言いながら腰を上げるお子さんが多いようです😁
声掛け、練習の仕方のまとめ
こども練習って
宿題と同じで
その気にさせるのは本当に大変😓
何も言わなくても弾いてくれたら1番嬉しいんだけど
長年習っていると
やっぱり山あり谷あり
ずっと「練習が好き♡」
と言う訳にはいきませんよね。
今日のお話が
少しでも保護者の皆さまのお役に立てれば幸いです♪
なお、
今回のように「保護者面談の仕方」や
その他にもレッスンに関する個人セミナーを行っています。
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2023.9.10
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