新レッスン時間の決め方

毎年、4月からは新しい時間でピアノレッスンを始めます。
そのために
12から既存の生徒に向けてお知らせを配布し準備をしています。

どのように
新時間を決めているのか

また、
希望の曜日/時間が重なった場合
どのように決定しているのか

疑問を持ってらっしゃる保護者や
これから時間組をされるピアノの先生に向けて
分かりやすく解説してゆきます。

毎年時間を変える理由

以前は、学年が変わる4月に
30分ずつ遅い時間にずらしながら時間組をしていました。

でも、その時期は
塾に通い始めたり、他の習い事を始めたり、引っ越しで退会など
30分ずらすぐらいでは時間組ができなくなることが増えて来ました。
(当たり前か😅)

時間をずらしたり、退会した生徒の後にできる「空き枠」で新規募集をしていましたが
問合せのタイミングや、空き時間の曜日/時間が合わず
「申し訳ありません…」
と、体験もせず、メールだけでお断りすることもたくさんありました。

空き枠はあるのに
タイミングと曜日/時間が合わないないだけでお断りするなんて
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした😥

そんな折
継続して受けていたセミナーの先生から
・新時間の組み方
・お問い合わせ頂いた方のお待たせの仕方
について教えて頂き
それからは、

保護者の希望を聞きながら新時間を組みを
空き枠があるのにお断りする
なんてことがなくなりました😄

それでは新時間の組み方からお話します

 

新年度、新時間の組み方

➀毎年12月に、お知らせ配布

お知らせはこちら👇
私の定期レッスンは週3日のみ

ポイントは第5希望まで書いて頂く、と言うこと。

 

②1月末〆きり、2月に集計

記入頂いた用紙を、別紙に➀~⑤の数字と生徒名で全て書き込みます。
ここからが細心の注意を払って集中するところ!

消去法でお一人ずつ決めてゆきます。
(全てではありません☝)

枠に一人しかいいないところ
枠の人数が少ないところ
など、決めやすいところが〇を付けると
一気に他の枠の同名生徒の名前が消去されます。

この方法で2~3割ほど決まります。

次に同じ枠に重なった時は(これが一番難しい💦)当たり前ですが…
・前回第1希望になった生徒は第1希望が続かないように(絶対ではない)
・前回第5希望だった人は4以上に
・低学年の生徒はできるだけ早い時間に
・高学年の生徒は18時以降に
・中学生以上はその日の最後の時間に
などなど

この様な感じで、消去法を続けると8割ほど時間が決定できます。

提出用の紙には、下校時間や塾で通えない日など
こちらで時間が決めやすいよう詳細を書いて下さる保護者もいらっしゃるので
とても助かります。
(ありがとうございます♡)

今はもういらっしゃらないのですが
昔、第1希望だけしか書いていない方もいらっしゃいました😓

もちろん書き直しをお願いしました。

 

こんな感じで様々な条件を考えながら消去法で決めてゆくと
何とか皆さんのご希望の時間に収まりました♡

今年は第5希望になった方はいなかった(^0^)/
これはスゴイ成果です♡

 

こうやって新時間を決めると、空き枠が見えてきます。
今年の空きは3枠。

空き枠が分かれば
早速
Waiting List(キャンセル待ち)に登録してらっしゃる方にご連絡です(嬉)

 

Waiting Listから体験レッスンへ

今年度の空き枠は3枠♪(ちょっと少ないかな?)

早速、去年の春から登録して下さっているWaiting List(キャンセル待ち)の方々に連絡です。

・空き枠の曜日/時間ををご報告
・体験の日程をお知らせ
・期日までに送信

などなど。

体験レッスンの申し込みは
今回もGoogleフォームを使いました。

その他メールには
・体験レッスンの受け方
・新年度の曜日/時間について
・体験後の入会の有無について

記載して送信です。

お願いとして
登録をキャンセルをされる方はご一報下さい、も付加しました。

 

まとめ

某音楽教室のように、たくさんの生徒を教えているわけではないのですが
レッスンの仕方をシステム化してから
新旧交代の時期に慌てることなく準備できるようになりました。

そのおかげなのか?
他にも理由があるのか?
この方法に変えてから、ずっと満席が続いております。

お問い合わせ頂きました全ての皆様に
心からお礼申し上げます♡

個人で教えているピアノ教室ですが
教えるだけでは「教室」は成り立ちません。

ノウハウを視覚化しシステム化することで
自分にも
お問合せ下さった方々にも
そして
レッスンを受けて下さっている皆さまにも
安心してレッスンが続けられるのではないでしょうか。

 

それでも
私の目に見えないところで
気付かない不備が多々あると思います。

その際は
以下のフォームより遠慮なくご連絡下さい。

また、この方法をレッスンに取り入れたいと思ってらっしゃる先生方も
説明が良く分からない(あり得る🤣)など
お尋ねになりたいことがございましたら
遠慮なくお尋ね下さい。

 

 

 

 

ピアノレッスン, 体験レッスン

2023.2.3

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