コロナ禍でピアノ発表会、無事終了!その1

コロナ禍の中、昨日12/20無事発表会を終えることができました!

元をただせば、3月の開催が延期。
4月12日のに延期したものの緊急事態宣言のため中止…。
その前の週まで、きっと大丈夫!
と前向きに、みんな一生懸命頑張ってたんです。
その志も中途半端に「中止」

生徒の思いを考えると悔しかったな…。
生徒だって、ドレスも靴もそろえて一生懸命頑張ってたのに。
絶対悔しかったと思う。

数名の生徒はビデオ録画して、記録を残してくれたんだけど、
後の生徒はきっと宙ぶらりんだったと思う😓

だから、昨日の発表会が無事終わったことが本当に、
すっごくすごっく、う~~~んとすごく(しつこい!?)嬉しかった😂

できないことよりできることを考えて♪

◆今回、コロナ禍のためできなかったこと

連弾演奏
合唱
舞台袖からの壇上
友人、遠方の親戚の招待

◇今回コロナ禍のため新しくできたこと

他楽器(今回は電子ピアノ)とのアンサンブル
ミュージックベルの合奏

 

電子ピアノとグランドピアノ

今までも、連弾は勢力的にレッスンに取り入れてたけど、電子ピアノ、つまり2台のピアノのアンサンブルは今回初めて。

だって、グランドピアノと音色の差があり過ぎでしょ?
自宅に2台ピアノがあれば、それは可能だけど、発表会会場に2台となると、以前したときはやはりコストがかなりかかりました😓

それと楽譜も!
連弾譜はたくさんあるけど、2台のピアノ楽譜ってそんなに多くないじゃないですか?
ましてや初心者の生徒の、2台のための楽譜って殆どないんじゃないかな??

で、今回は
ソロ用の楽譜を生徒には弾いてもらい、私はそれにほぼ即興でアンサンブル♬
これが実に楽しいの~(^^♪

音もゴ~ジャスになるし、私もその時のイメージでアレンジできるし
何と言っても楽譜がない解放感!
たまりませ~~~ん💓

ただ生徒や保護者は、毎回先生の伴奏違う…🙄?
って思ってるかも😁

先生側のスキルはいるけどメリットは多い☝

*生徒の楽譜はソロ譜面なので選曲が楽
*うまく弾けない生徒も、たとえ指1本の生徒も、アレンジ次第で豪華に変身!
*止まり癖がなくなる
*先生の伴奏につられて音楽性も豊かになる
*「サンハイ」と言わなくても、イントロ、間奏、エンディングの間隔が身に付く
*一定のテンポ感、拍子感が身に付く

書きだしたらまだまだありそう~♡

確かに、講師側のスキルが必要だから、急にできる訳じゃないけど、
これができたら、自分のスキルアップだけじゃなく、レッスンの可能性も、生徒の演奏スタイルも上がるよね?

いつか、この2台のアンサンブルに特化した記事を書こう👍

 

距離を保った導線

今回一番気を使ったのが、他の生徒との距離を保つ導線。

今までだったら、舞台袖からの入退場のみで、プログラム〇番前に舞台袖に来れば大丈夫だったけど、今回は舞台袖の使用を禁止。

客席を演奏待機席にするんだけど、それも1席間隔を開け、席にマステでプログラム番号の貼り紙をしたり。
ステージに上がる階段も、下手から上手へ、一方通行に。

小さな子供たちでもわかるように
下手を「赤い階段」上手を青い階段と明記。

もちろんステージに上がる前に、
①手指の消毒
②マスクをビニールに入れる
③ステージでマスクを預ける
④お辞儀をして演奏
⑤マスクを受け取って青階段から降りたら再び手指の消毒

小さな子供たちには大変な導線です💦

案の定、

演奏の後、預けたマスクを忘れる子
おじぎを忘れる子

そうよね~。演奏前に大変だったと思う😓

 

お手伝いの先生たちのお仕事

司会者
台本(進行表)はこちらで全て作るけど、司会の先生のお任せしておけば、スムーズに流れてゆくので安心です♡

赤階段のサポート
今回は客席を演奏者待機席、つまり舞台袖に。
主催者の私はステージに板付き。
生徒のサポートに回れないので、本当に助かりました。
特に小さな生徒がステージに上がるのは時間が掛かるし、手指の消毒にマスク😓
全て先生が段取りしてくれて、間が空くことなく生徒をして―ジ上げてくれました。

ステージ上のサポート役
私がアンサンブルに専念できるよう
マスクを預かり、アンサンブルの譜面を用紙し、最後は預かったマスクを生徒に戻す。
おかげで私は、生徒の椅子の高さと足台のとき、生徒に寄り添い、演奏前のささやかな声掛けをし、アンサンブル演奏に専念できました。

受付と換気休憩ドア閉会
受付で出欠プログラム渡し。
買いが始まった後は後方客席で待機し、換気休憩のたびにドアの閉会をしてくれました。
大ホールではステージと客席後方のドアでは距離があるので大助かりです。

確かに1人で運営している発表会だけど、発表会は絶対一人じゃ開催できません。
毎回、ピアノ講師であり、長年の友人でもあるみんなに助けてもらいながら開催しています。

もちろん、彼女たちの発表会の日はお手伝いに♡
そこで得る発見も、次につながることがたくさん♪
感謝だらけの発表会です。

 

進行表

いわゆる、発表会の台本です。

毎回、綿密に考えて、滞りなく買いが進むように、会場スタッフ、お手伝いの先生方に渡すのですが、今回はプログラムが少ないのに17ページなってしまった😱
な~ぜ~💦

それも毎回間違いがみつかり、書き直しの連続😓

でも実は、この書き直しのおかげで、毎回少しずつ内容が一新✨
全てお手伝いの先生方のおかげなんです♡

進行表は結構早めに作ったので、1作目は1ヶ月前には出来ました。
それをたたき台に(笑 )
「あ、ここ違う…」
「あれ?これ動きがおかしくない?」
「え?並び方が逆だ!?」
などなど・・・😓

たくさんの手直しをしてもらったおかげで、私の頭の中の流れが皆さんに伝わりました👏

そうそう、手直しするときも、その先生方とはグループメールしてるんだけど、ワードで作った17ページの進行表をPDFに変換。ラインに貼り付けるだけで簡単にみんなに添削してもらえました✌

先生方とは別に、保護者にも進行表を作りました。

それには、当日持ってくるものとか、コロナ感染防止に関するお願いなどを含めて5ページ。
こちらはプリントアウトして1週間前のリハーサルの時に配布。

ちょっと時系列はさかのぼって、毎回ミスが見つかるプログラム😩

うちは毎回、1番の生徒以外は当日のお楽しみ♡
つまり、順番がナイショなんです。

でも今回はコロナのこともあって、事前にプログラムを開示。
保護者の連絡用グループラインに
「間違いがありましたらご連絡下さい」
と添付。

間違いいっぱいありました~😅
でも、開示したおかげで訂正事前にできました~✌

 

リハーサルの効果は絶大!

うちは毎回は3回リハーサルを行いますが、今回はコロナのせいで(とは言いたくないけど😓)2回。
それでも「多くない?」と同業者に言われます。

でもね、このリハーサルの回数が、効果出てるんですよ👍

だいたい1回目は、発表会の1か月~1か月半前。
週で言うと4~6週間前。
それから3週間前、1週間前、と言った感じです。

今回は11月21日(1ヶ月前)と、12月13日(1週間前)に行いました。

1ヶ月前のリハーサル。
それはそれはもう悲惨です(笑うしかない😅)

楽譜を見ながら何とか最後まで弾けている子がマックスで、あとは「あらら…」「え?」「うそ~😱」って感じ😩
親も申し訳なさそうにしてますが、実はこれで良いんです!

そうそう、忘れてはいけないのが録画👍

うちは、曲が仕上がる度に、以前は録音。コロナ後はずっと録画をしてます。
リハーサルは以前から必ず録画をしていました。

この録画を見ると、生徒も親も発奮します!!(笑)
「このままじゃヤバイ😱」と(苦笑)

だから1回目の発表会後のレッスンは皆エンジン全開🔥
練習量もグングン上がります⤴

中には、中々エンジンのかからない子もいるけど、流石に2回目のリハーサルで「え?」ってなっちゃうと、発表会前の練習は今までの中でマックスです!

そんなリハーサルですが、大切なポイントが録画です。
今は簡単にスマホで録画できる、良い時代になりました。

その録画と、10のチェックポイントを家族で見ながらチェックします📝
今年はこの10のチェックポイントを11月号のレッスン便りに記載。
見逃しようがありません☝よね?

①聴いて下さいの気持ちでおじぎしたかな?
②椅子の高さはあってる?足はちゃんとそろえてる?
③弾く場所を探してから手をのせてる?
④弾く前に、ちょっと歌ってる?数えてる?イメージ考えてる?
⑤まちがえたところ、なんでまちがえたんだろう?音符かな?指番号?
⑥とまってしまったのはなんでかな?
⑦歌いながら弾いていたかな?
⑧曲の終わりは「ふわ~、とん」おひざに手をのせた?
⑨終わってすぐいすから降りてない?音のしっぽ(演奏の余韻)楽しんだかな?
⑩終わりのおじぎはどう?「聴いてくれてありがとうございます」の気持ちこめられたかな?

 

あとプログラムのことや生徒紹介冊子、記念品、継続表彰について書きたかったけど長くなったので一旦ここで止めますね(笑)
書きだしたらキリがないです💦

ピアノレッスン, ピアノ発表会, 新型コロナウィルスの影響を受けて

2020.12.21

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