オンライングループ学習の時間の組み方
新型コロナのせいで(怒)、レッスン室に集まれなくなりオンラインで始めたグループ学習。
初めて行ったころより
メリットデメリット、時間の組み方などの要領が分かって来ました😊
レッスン室で生徒が集まり行っていたとき
全学年一緒に約2時間
(トイレ、お茶のみは自由)
全学年一緒にすることで助け合う心を学ぶことができる
グループ学習の目的の1つにしてました。
今年の6月から、蜜を避けるためにオンライン化
基礎編と応用編に分けて45分ずつに
実はこれがすごく効果的でした✌
実は、1回目のグループ学習では
レッスン室で行っていた時のように120分の時間割で
全学年一斉に行っていたけど
デメリット
・オンラインのため、画面越しだと刺激が少なく低学年の集中力がもたない
・全学年(小学生)合同でオンライン学習していたので「分かる子」と「分からない子」の格差が出てしまった
教室で一斉に行っていた時は、簡単声掛けや個人指導が簡単だった上、上記したようにお互い助け合いながら学習していたので格差が出にくかった。
と言う訳で、今回から
45分で分ける
➀基礎編45分
休憩15分
②応用編45分
と分けて、初めて参加生徒や低学年の生徒は「基礎編」のみ。
ある程度理解ができている生徒は、基礎編と応用編を受けることにしました。
また、それぞれの間に休憩が入っているので応用編の準備でき、ゆとりを持って取り組めたこともメリットの1つです。
実はこの休憩中に「基礎編」のノートをまとめている子がいました。
(オンラインのカメラはつないだままなので)
前回まで行っていた2時間のオンライングループ学習は、低学年の生徒が飽きて画面いっぱいの大あくび😓
生徒のトイレとお茶のみは自由でしたが、私の休憩がないのはプチパニックになる要因に😓
ここは大いに反省し改善できました✌
ちなみに学校の授業は35分だそうです(短ッ!)
私のコードルーツ
私のコードの教え方は、多分皆さんのそれとはちょっと違いうかも。
ちょっと話が反れるけど、私のコードルーツが基本となってるのでそのお話から…。
14歳、1974年(歳がばれる💦)のとき兄の影響でフォークギターを始めたため、コードは全て独学。
兄のギターに合わせ私はピアノ。
ギターの「C」を抑えると…、第1弦(下の弦)から「ミドミドソミ」だから…
「ドとミとソがC💡」
これが私の覚え方。
つまり、C=ドミソではなく「ドとミとソ」
ついでに、C=ド、つまりルートはベース音。
右手はピアノ88鍵の中の「ドとミとソ」を自由に弾く。
左はルート音をしっかり弾いて、ベースのリズム感を出す。
7やsusu4、augは私にとって付加記号。
付けたり変化したり、意味さえ分かれば理解できるコードもどんどん増えていく。
独学ならでは覚え方😅
おかげで歌伴で稼げるように(笑)
*その頃はカラオケより生オケ(ピアノ又は電子オルガンで歌うこと)が主流で、結婚式の余興の第1位でした。
と言う訳で、こんなコードルーツを持つ私なので、コードの教え方も皆さんのそれとはちょっと違うかも、と言うことです。
オンライングループ学習「コードを覚えよう」基礎編
オンラインで画面上で、全員の自己紹介と端末の確認をしたあと、オンライングループ学習の始まりです♪
◆基礎編
今回は、初めてオンラインでコードを受ける生徒や低学年の生徒もいたので、難しいことは抜きにして、コードの基本の「キ」を学習しました。
先ず単純に
「コードネームって何?」
から始めました♪
共有画面で
全員が絶対知っている季節外れの「ジングルベル」の楽譜を見せて
伴奏付きで演奏♪
2回目は下手な歌を歌いながら弾き語りで演奏。
演奏後生徒に
「先生、この楽譜通り弾いていたと思う?」の問い掛けに全員
「NO(いいえ!)」
台本通り(笑)
「じゃ、どうして先生は両手でスラスラ弾けたと思う?」
の問い掛けに
「弾き方を覚えてたから」
「先生だから」
「できるから」
etc・・・
子供らしい回答が続出😊
で、コード経験者が自信満々に
「コードの意味を知ってるから」
さっすが~✨
実はこの冒頭の質問をしたのは
コードって
音がいっぱい詰まった「魔法の記号」と言うことに気付いてほしかったんです。
そんな頭の中「???」から始まったコード学習
基礎編の学習のねらいは3つ
➀ コードネームって何?➡疑問や興味をもってもらう
② コードには2つの意味があると言うこと➡ベースとコード
③ メジャーコード☀とマイナーコード☔の聞き分け➡カード使用
メジャーとマイナーの聞き分けにはこちらのカードを事前に配布して使用👇
こども達って、こう言うちょっとしたグッズを使うのって大好きですよね♡
コードを聴かせながら「どっちのカードかな!?」とクイズを出すと
楽しみながら画面いっぱいにカードを見せてくれます😊
皆と違うカードが出た時は
そ~~~っと入れ替えたり(笑)
基礎編の「キ」、ちょっぴり緩く楽しく、でもしっかり「コードって何!?」を学習しましたよ👍
オンライングループ学習「コードを覚えよう」応用編
15分の休憩の後
◆応用編
基本が分かっているこのグルーでは
➀メジャー、マイナーのコードを俵型カードで覚える
②ベース+コード弾き
にしぼりました。
私のコードの覚え方は、前述通り
ピアノ88鍵の中の「ドとミとソ」を自由に弾く。
ルート音を覚える。
👆この2点です。
だから私のコードカードはちょっと特殊
通称「俵(たわら)カード」😁
C=ドミソではなく
C=ドとミとソ
自由にコードが転回できアレンジできるようになるカードを使います。
これにテンション音が付加してゆきます
余談だけど、カードは全て名刺サイズで統一。厚さは特厚の用紙を使ってます。
名刺用紙を使うことで、自分で自由に印刷できるだけじゃなく手の中サイズ且つピアノの譜面に複数並べられます。
以前は1枚ずつラミネートしていたけど数が多く面倒なので、最近はOPPクリスタルパックの名刺用を使ってます。
100枚で¥500でおつりがきます。
話を戻して
このカードを覚えて、今回の課題曲「さんぽ」のメロディーとコードしか書いてない楽譜を
➀メロディーを歌いながら右コード、左ベース
②右手メロディー、左コード
のどちらか選んで弾きます。
と言ってもオンラインなので、弾いてくるのは宿題ね👍
コード学習のまとめ
何度も書いているように、私のコード弾きは、メロディーにコードネームしか書いていなくても、自由に且つ応用(アレンジ)ができるよう、「俵カード」式で教えてます。
この方法で覚えると
「ドミソ=C」「シレソ=G」、とかたまりで覚えた和音と違い、転回の意味が分かるので、将来アレンジができるようになります。
私のコード学習は残念ながら年に1回。
ピアノレッスンにコードをを取り入れるにはあまりにも時間が足りません…😥
でも、年1回でも基礎編、応用編を学習した生徒は
バーナムや曲に和音が出た来た時、
7調で弾く応用力を思っています。
オレンジバーナムの26ページからの1~6には
5種類の長調しか書いてないけど、そこで7長調、7コードを楽譜なしで弾きます。
コードネームを見ながら自由に弾く、
こども達にもそれができるレッスンを目指してます♪
ちなみに大人のピアノレッスンでは
コードネームレッスンを行ってます♡
2020.9.2
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