1981年。地元の短大ピアノ科を卒業後、大手楽器店にも属さず、肩書も免許も持たず、いきなり町のピアノ先生になりました。
元々商売人の家計。人に雇われるより自分で開拓してゆく方が性に合っていたんだと思います。
が…!
何の指導書もなく
「ハイ今日からピアノの先生です!」と言われてもどう教えたらよいのか…( 一一;
砂漠で地図も持たずに歩いているようなもんです。
そんな時、藁にもすがる思いで出会ったのが
大村典子先生の「やる気を引き出すピアノレッスン」
1982年4月出版なので、ひよこ先生1年目に出版されて即買いしたようです。
おまけに30数年の本なので装丁も失いうえアンダーラインや書き込みがすごいことになっています(笑)
たった1冊でしたが
どれだけこの本に救われたことか。
その後先生の出された本はできるだけ読んで自分の「指導書」として使って来ました。
今日ある発表会の工夫も全て先生の本の中から得たアイディアです♪
その後、書き込みで本が真っ黒になった「やる気を引き出すピアノレッスン」は
2002年に再購入。装丁も中身も奇麗です(笑)
その後、音楽人生紆余曲折して(その時の詳細はこちらをご覧ください👉「39年の音楽人生」
改めてピアノの先生のことを考えた時、
忙しい「時間」が邪魔をして自分の首をしていました。
そこで出会ったのが
籐拓弘先生の「ピアノ講師の仕事術」
先生の著書のおかげで隙間時間が出来、毎日
呼吸しながらレッスンできるようになりました♡
今でも振り返り読む私のバイブルです📚
そして私のピアノレッスン変えたこの1冊(左の著書)
益子祥子先生の「生徒が辞めないピアノ教室」
演奏の仕事も辞めてピアノレッスンに本腰を入れようとしたとき
過去の教え方じゃ生徒はついてきてくれない
どうしたらいいの…?
と、人生2回目の砂漠の迷子(笑)
先生の本に出合う前に考えていた「レッスンノート」もどうやって作ったらいいんだろう…、
と迷っていた時の救いの1冊でした❤
☆益子祥子先生のブログ「しょうこ先生の日々」
大学卒業後、楽器店に入れば教え方のノウハウもセミナーもお膳立てしてくれるのに
何故か1人でどうにかなるさ♡
と粋がっていたひよこ先生時代。
どうにもなりません(一一;
どうにかできたのは、素晴らしい先生方の著書に出会えたからこそ。
昨日、益子祥子先生作詞、後藤ミカ先生作曲合唱曲「笑顔のたね」が掲載されている
教育音楽 小学版 4月号が届きました♡
今年は合唱にも力を入れて行こうと思います♪
2019.5.11
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