「4歳から80代まで」
下は年少の4歳から、社会人はもちろん、リタイヤされたシニア世代から80代までの方が「あこがれのピアノが弾きたい♪」と夢を叶えるために通っています。
こどもピアノレッスンでは4つの基本を大切に、拍子感、リズム感、音感、そして読譜力を楽しみながらレッスンしています。
大人のレッスンでは、好きな曲を好きなスタイルで、「細く長く」生活時間に負担のかからないペースで余暇を楽しまれていま
す。
「基本が身につく幼児期のレッスン」
未就学児の4歳から6歳は、一見難しそうな音楽の基本である「拍子感」「リズム感」「音感」「読譜力」を楽しみながら全身で学習できる時期です。
拍子感は音楽に合わせ身体を動かすことで、体育やダンスが好きになる子もいます。リズム感は音楽に合わせて早期から打楽器を使うことで合奏が得意になる子もいます。音感に関しては特別で、音を聴いただけで音程が分かる学習能力が身にき、演奏することもできます。また、第3の言語と言われている音符が読めることで、学校の音楽はもちろん、初めて見る楽譜でも様々な楽器で演奏する力が身に付きます。
このように、音楽の基本を幼児科の間に身に付けると一生抜けない「力」が身につくと言われています。
当教室では、この幼児期に楽しみながらしっかりと基本を学習し大人になっても楽しめる「音楽」をレッスンしています。
「細く長く楽しむ大人のレッスン」
こどものころ習っていたけど、練習が嫌で辞めてしまったり、進学のために諦めたり、レッスンを受ける機会がなくずっとピアノ演奏をあこがれ続けてきた人たちが忙しい時間の中から自分の時間を見つけ、自分のスタイルで通ってらっしゃいます。
ずっとあこがれ続けたショパンの「子犬のワルツ」にベートヴェンの「エリーゼのために」。「乙女の祈りも素敵です。また、クラシック以外のポピュラーピアノ。中島みゆきやサザンがピアノで弾けたら、ユーミンの曲を弾き語り出来たら。今時必ず楽譜に書いてあるコードネームの意味が分かったら…!?などなど。大人の方のピアノスタイルは様々です。
そんな大人のピアノレッスンは、たとえ初めての方でも「好きな曲」から始めます。
もちろん、音符が読めない・指が動かないなどいろいろありますが、今できることをレッスンで探します。好きな曲にちょっとでも触れることで、ずっと忘れていた「わくわく感」が出てきて、忘れていたがんばる力が湧き出てきます。
それでも、やっぱり大人の方は仕事や家事、そして子育て優先で時間がありません。必然的に自分の余暇は後回しになることがしばしばです。
そんな中で「練習」となると、あんなにあこがれだったピアノもただの「負担」になってしまいます。
大人のピアノレッスンでは、練習できていなくてもいいんです。ピアノレッスンに通うだけで何か新しいこと拾って帰って下さい、といつもお伝えしています。
ピアノレッスンは、演奏以外の音楽の楽しみ方やピアノにまつわるエピソードなど、今まで知らなかった知識が満載です。今できることを一緒に演奏(アンサンブル)する楽しみもあります。
好きなピアノを「練習」と言う重荷で諦めないで下さい。せっかく好きで始めたピアノです。細く長く楽しみましょう♪
「表現力が増す小学時代」
基本がしっかり身につくと、おのずと演奏力もついてきます。練習することが楽しい幼児期の間に基本を身に付けたこどもたちは、小学生になっても練習の習慣が身についています。
また小学校に上がるこの時期は、体力的にも筋肉が発達し、ピアノを弾くための筋力が備わります。
特に背筋から二頭筋、そして指の筋力が付いてくると10本の指が自由に動くようになるので、様々な弾き方が出来るようになり表現する音楽性が引き出しやすくなります。
身体的の他にも、本を読むことで表現力や想像力が増します。友達との遊びが広がることで感情表現も増えることでしょう。
このように小学時代は、技術面でも感情面でも演奏に欠かすことができない「表現力」を豊かにすることができる大切な時期です。
学校では無口でも、演奏をすると家族も驚くほどの感情表現をすることもあります。
このように私のレッスンでは「カウンセリングレッスン」と題して、「この曲をどう思う?」「どう弾きたい?」「どんな物語だと思う?」など、こちらから一方的に表題を求めるのではなく、こどもたちの気持ちを大切に「音楽性」を引き出してゆきます。
「個性が広がる10代」
基本と音楽性が身に付きある程度弾けるようになると、音楽に対する嗜好性&指向性(好き嫌い)が出てきます。
私の生徒は大体10歳くらいから作曲家や曲の好みが出てくるようです。
優美で華やかなショパンの曲が弾きたい子
ダイナミックで動きの速いベートヴェンが弾きたい子
また、ゲームで流れていた曲が弾きたい子
お母さんがテレビでよく見ている挿入歌を弾いてみたい子
などなど
あげたらきりがありませんが、これが私の求める「音楽を楽しむ」ピアノレッスンです。
「一生楽しむ音楽のために」
幼児期に音楽の基本をしっかり学び、小学時代に表現力を身に付けておくことで自分の好きな音楽を一生楽しむことができます。
10代で自分の音楽を見つけたこどもたちは、大人になっても音楽を通してピアノを楽しむことができるでしょう。
私のピアノレッスンにはいつか必ず来る「修了式」がありますが、こどもたちが身に付けたピアノに終わりはありません。
きっと様々な形で一生音楽を楽しんでくれることでしょう。
1981年から39年間。レッスンを続けて行き着いた、これが私の求めるピアノレッスンです
2019.4.17
コメントはこちらからどうぞ