「1音にも意味がある」と気付いた日(大人のレッスン)

50代から80代までの方のレッスンも、フレックス(予約制)でレッスンしています。

今日来られたNさんは、60代。
2年前に、もっとピアノが弾けるようになりたい♬✨
と言うことで、電車を乗り継いで来られています。

と言っても、教室の近くでパートをされているので、通いやすいそうです。
(「通いやすい」は教室を決めるときに大切なことの1つですね☝)

さて、今Nさんが楽しんでいるのは、ショパンのノクターン2番。
そう!あの有名な「夜想曲2番です」

練習をし始めたのは2年前。

実は、当教室の目標の1つに
「弾きたい曲を生涯掛けてゆっくり挑戦する」
と言うのがあります。

みなさん、曲を決めた当初は「絶対無理~~~💦」と仰ってましたが、
2小節ずつ、めちゃめちゃデカい拡大コピーの楽譜を揃えることから始めて
少しずつ、ホントに少しずつ練習を積み重ねてゆくと

な~んと言うことでしょう♡(ビフォーアフター風♬)

2年掛けて、でっかかった拡大コピー譜面は通常の楽譜に。
片手ずつしか弾けなかったところも、今では全て両手で。

ホントに少しずつ、少しずつ練習して弾けるところを増やし、
今では、ゆっくりですが最後まで弾けるようになったんです(素晴らしい~🎉✨)

こんな風に、「長年掛けて弾きたい曲」と、
短くて、割と短期間で弾ける好きな曲
の両方を、皆さん楽しんでおられます。

話はそれましたが、
今日のレッスンで、念願の夜想曲が最後まで弾けたので、次のステップへ進むレッスンをしました。

それが

「音作り」

です。

 

ちょっと変な言葉ですが、
ピアノの、音楽のかな?醍醐味は
気持ちを音に変えて表現することです。

Nさんの「夜想曲」も、気持ちを音に変えて、演奏するレッスンに入りました。

「そう、そこはね、この音符にこんな風な思いが込められているから、こうやって…、そうそう、その音♡ そういう音色で弾ひましょうね♬」

な~んて感じで(^^♪

すると、Nさんが、表現することの難しさに
四苦八苦しながら、それでも曲に想いを込めながらひとこと

「1音にも意味があるんですね~♪」

と、ひとこと。

そ~、そうなんです!!!
Nさん、めちゃくちゃ名言👏✨

素晴らしいことに気付かれました😃

今までは、音符を弾くことで一生懸命でした。
「メロディーが奇麗だな~」
「奇麗に弾けたら良いな~」

それが全てだったそうです。

でも、弾けるようになると、
1音1音に、全て意味があることが分かったそうです。

何だかとっても嬉しいひとことでした😄😄

ピアノレッスン, 大人&シニア世代のピアノ

2021.3.6

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