次へのステップのための「終了式」

私のピアノレッスンでは、ピアノレッスンを辞めるとき、必ず「終了式」を行います。

様々な理由で
ピアノレッスンを終えても
気持ちよく次のステップへ進めるように。

いつか「またピアノが弾きたいな♡」と思ったとこ
気持ち良くレッスンが再開できるように

必ず修了式を行います。

 

1年生から約6年間ピアノを続けたお姉ちゃんと、1年生から1年半続けて妹。
(写真の三女は付き添いね😊)

英会話を習いたいけどピアノと両立はできない、
と言うことでピアノを終了することに。

終了コンサートの曲を弾いて(録画)
終了書(賞状)と今まで書き溜めたレッスンノート。

これがお姉ちゃんは6年分だからかなりの量😲
B5のファイル2冊分だけど、それぞれがパンパンです(笑)

そして、時々レッスンで撮ってる写真をアルバムにして
今までの録音をCDにまとめて
記念品と一緒に終了式です♪

最後にみんなで記念写真📷

いい笑顔~。

そう、私が終了式で求めているのはこの

笑顔

辞めた生徒は2度と連絡をしない苦い経験

私がまだひよこ🐤先生だった頃
突然保護者から電話☎で
「ピアノ今日で辞めます」

😳「・・・!?」

これは極端な保護者の一例かもしれませんが
まだレッスンマニュアルも、先生方の横のつながりもなかったころ(1980年代 古ッ!)
普通にこういう電話が掛かってきてピアノを辞める
と言う生徒が普通にいました😓

もちろん常識のある親は
事前にご連絡下さり、丁寧にご挨拶もして下さいます。

でも、
一度辞めた生徒は2度と連絡してこない…

これが当たり前だったんです(悲)

 

それは何故か?

何の心の準備もないままピアノを辞めたから
保護者の方が恐縮して連絡できない
と言うのが
随分経ってから分かりました😓

 

節目を作る

その苦い経験を踏まえて
「これはいかん!」と一念発起!!!

先ずは

➀「始まり」と「終わり」の節目を作る
②状況が変わったら(落ち着いたら)再スタートできる環境を整える

この2つから始めました。

「始まり」と「終わり」

「始まり」
つまり「体験」から「レッスン」へ入る入会式です。
(と言っても「入会式」はしていない😓)

代わりに
今日からレッスン始まるよ♡
と言うことで、1回目のレッスンで写真を撮って記録を残します📷

「終わり」
そう、終了式です☝

ピアノレッスンは今日で終わりだけど
ピアノは終わらない
好きな時にいつでも弾いていいのよ♪
ピアノは〇〇ちゃんの一生の友達なんだよ

と伝えて1つの節目を作ります。

 

こうすることで
またピアノ始めたいな、と思った時
何の躊躇もなくピアノレッスンに寡欲ことができるんです。

 

事実、今までに
いったん終了式をした生徒が保育課を受けるからと
高3の受験でレッスンを再スタートしたり
小6のときに辞めた生徒が中学の合唱発表会で伴奏をするからと
レッスンを再スタートしたり

他にも
塾で辞めた生徒が合格後に
「やっぱりピアノする♡」と連絡してきたり

 

ひよこ🐤先生の頃は失敗してしまったけど😓

笑顔で終了すると
必ず次のステップが踏めます

 

今日終了式をした姉妹も
今は英会話のことで頭がいっぱいだけど
いつかきっと笑顔でピアノ弾いているんじゃないかな~♡

な~んて妄想しながらニヤニヤ😁しています♪

 

ピアノレッスン, ピアノ教室

2020.7.30

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