生徒が伸びる7つのレッスン

1.ピアノレッスンを通して「自立する心」を育てる

私の手を離れても生涯音楽が楽しめるように、早期からひとりで楽しむことができる「ひとりdeレッスン」を心がけております。

幼児のうちに始まる個人レッスンでは、「想像する力」を大切にレッスンをしています。

「この曲、どんなふうに弾いてみたい?」

「楽しい気持ちってほかにどんなときがあるかな~?」

など、こちらから答えや結果を言わずに、こどもたちの考える力を引き出しながら会話を進めていきます。

そうすることで、語彙力を増やし自分の考えを相手に伝えるだけでなく、自分で考える力が備わります。

また、小学生から始まる「ゆとりレッスン」(ピアノレッスン前後に15分ずつ行う自主学習)では、声掛けのない中、自分で何をするのか、例えば

レッスンノートを書く

音楽ドリルをする

本を読むなど、自分で決めて作業します。

ピアノレッスンで大切な「練習」も自分で考え家庭で自主的に行えるよう、ひとり一人の個性に合わせて「どう思う?」と声掛けしながら練習カリキュラムを毎回考えることで、ピアノ以外の学習にも効果が出るようです。

2.個性を大切に育てる3つのカルテ

幼児科、大人科、ジュニア科に関わらず入会と同時に作成するのが個人カルテを作成しています。

発端は病院のカルテ。毎日何十、何百の患者の治療をされるのに、何度通院しても的確にその患者の治療法を考えて下さるのは、今とこれからの治療予定の詳細を書いたカルテがあるからでしょう。

それを見たとき「これだ!」と飛びつき、ひとりひとりに合わせたレッスンカリキュラムが書けるカルテを作成。

1人の生徒につき3種類のカルテがあります。

1つはレッスンカルテ。

毎回書き込むので書き込みに時間がかからないよう箇条書きにし結果を〇や△に、時には簡単な文章も書き込みます。

それが終わると次回レッスンする予定も書き込みます。

レッスンが終わったらその日のうちに全員のカルテを書くのですが、この作業が実に大変でレッスン終了後1時間、時にはそれ以上かかることもしばしば。

書き込みは大変ですが、2ヶ月で1枚のカルテになっているこのカルテのおかがで、生徒の進度が一目で分かりレッスンに追われる日もスムーズにかつ計画的にレッスンが進みます。

このカルテを書くようになってから、生徒の進み方も早くなったかもしれません。

2つ目のカルテは年間の記録、出欠やお月謝などが一目で分かるカルテ。

テキストの購入はもちろん録音した曲が一目でわかるよう列記しているので、カルテを見ただけで進度が分かるようになっています。

3つ目のカルテはレッスン進度カルテ。

1つ目のカルテは2か月ごとに、2つ目のカルテは1年ごとに更新しますが、このカルテは修了式迄に1枚しか使いません。

教えたつもりでも不足している基本のレッスンや、どこで生徒が停滞しているかが分かるよう記載してます。

3.演奏力を育てる「録音」

「何か弾いて♪」と言われてもなにも弾けない。長年ピアノを弾いているのに楽譜がないと分からない、人前で弾くなんて緊張して無理!って経験、実は私がしたことあるんです(笑)

当教室では、そんな悲しい経験を作らないよう、好きな曲がいつでも弾ける子に育てたいと言う願いから、曲が仕上げるたびに録音し、常に「演奏する習慣」を大切にレッスンをしています。

録音をするときこども達は(大人の生徒も♪ )普段と違う、ピリッと張り詰めた空間を作ります。

いわゆる「緊張」ですが、この緊張感がこども達のそして大人の生徒たちの演奏力もを普段の何倍もぐぐぐ~~~っと高めているんです♪

多い子で年間10数曲の録音をします。

録音した曲は、毎年年度末にCDにし(今は簡単にPCで作れるので♡)記念としてお渡ししています。

4.自分を育てる「レッスンノート」

自分が何をどうしたら目標を達成できるかと言う「自分で考える力」をつけるため、レッスンで学んだことを全て記録するオリジナルのレッスンノートを全生徒使っています。

このレッスンノート、もともとは東京の益子祥子先生がオリジナルで作っていたものを出版された本で知り、「私も作りたい!」と2014年に1年発起!!試行錯誤の中、私のレッスンで使うオリジナル「レッスンノート」が完成しました(拍手~~~)

このノート、いわゆる連絡ノートではなく、自分の弱味と強味を見つけ自分で記録します。

幼児科も中学生もみ~~~んな自分書き組むんです。

そうすることで「何が分かって、何が分からないか」可視性できるので、次「何をしたら良いか」考えて行動することが出来ます。

益子祥子先生も仰ってましたがこのノートはただのノートに非ず!自分を育てる「魔法のノート」なんです!

個人のレベルに合わせてページを増やしたり減らしたり、毎年積み重ねていったりできるようB5サイズ26穴のレリーフノートで作りました。

1月から書き始め12月に1年間の自分を振り返り「分かったこと」「苦手だったこと」を列記し自分の強みと弱みを改めて見つけ新しいノートへと進みます。

古いページは通称「茶封筒」と言われる袋に保管。私が預かります。

長年書き留めたレッスンノートはピアノレッスンを終える「終了式」の日に、全てお返しし、長年続けたピアノレッスンの記録を振り返って頂いております。

パソコンが自由に使える時代だからこそできたレッスンノート。おすすめです♡

(2016年のピアノ雑誌にも挙げて頂きました)

5.能力を引きだす「コンサート」

毎年春「人前で演奏する力」を大切に、大ホールと小ホールでピアノコンサートを行っています。

小ホールでは平坦なホールを使い、日頃のレッスンの成果をみんなの前で演奏しています。

大ホールは客席500名以上の大きなホールのコンサートグランドピアノを使用し、大人もこども演奏する方全員が、学校社会生活、日常などで決して味わうことのできない貴重な体験をして頂いています。

小ホールのコンサートと違って、ほとんどの生徒が3ヶ月前から難易度の高い練習に取り組み、自分の限界に挑戦します。

大ホールのコンサートは2年に1回ですが、この時にみな自分では気付かなかった「隠れた能力」に目覚め、一気に演奏力を高めてゆきます。

6.コミュニケーションを大切にする「レッスン便り」

ピアノは個人レッスンのため、中々横のつながりが出来ません。ピアノの友達を作りたくても、時間や曜日が異なった生徒同士は、コミュニケーションを取る時間がありません。

自分が生徒の時に感じた「個人レッスン」の孤独感です。

自分の門下には生徒同士のコミュニケーションを大切にしてもらいたくて、2013年11月から「レッスン便り」を毎月発刊しています。

お誕生日月の生徒に原稿を書いてもらい写真付きで載せたり、行事がある度に出来るだけ写真や名前を載せて同じ教室にどんな生徒が通っているのか分かるようにしています。
話したことはなくても、写真や名前を知ってることで、発表会やグループ学習の時初めて会った気がしないらしく話が弾んでいます♪

また、日頃ご家族に伝えることが出来ないレッスンに関する様々なことを毎月シリーズ化して載せることで、レッスンへのコミュニケーションに努めています。

今までにシリーズ化した記事

*レッスンに必要なもの

*先生のピアノレッスン

*ピアノレッスン以外のお仕事

*演奏するために大切なこと

*効果的な練習の仕方

レッスン便りは「ピアノレッスンアイディアBOOK」に掲載されました。

7.見て聴いて体験する「グループ学習」

今までも年に2~3回、グループ学習は行って来ましたが、2019年5月より、ピアノレッスンの一環として年6回のグループ学習を始めました。

参加する生徒は小学1年から6年生迄。ピアノ演奏とは異なる視点から幅広く音楽を捉え、音楽の興味と視野を広げる学習です。また、横のつながりの少ない個人レッスンのピアノの中で、それぞれが協力して音楽を作る楽しみを体験できます。

小学1年から6年まで、学年と学校区は様々ですが、音楽と言う「共通」の目的を通して助け合いながら「教える」「教わる」学びと喜びを体験しています。

このようにグループ学習をすることで、コミュニケーション能力はもちろん、演奏面や音に対する興味が音楽学習に現れ様々な効果を得ています。

 

 

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